めぞん・ど・とぷ

とぷのくらし、とぷのすきなもの、とぷのきもち、その他あれこれ。のぞいてみてください。

朗読者

2006年12月08日 | culture
本当は、自分がどんな本を読んでいるのかなんて、
人に紹介するのはとても恥ずかしいです。

発刊されたのは2000年、新刊書でもないし…

でも、とても良い本だったので…

「胸を締めつけられる残酷な愛の物語。
ひとたび読み始めると、もう手放せない」
と、書評にも書いてある通り、とても切なくなります

ナチス時代のユダヤ人収容所のこととか、
看守役を務めた女性に対する裁判の話だとか、
少し重たいテーマを背後にかかえているのですが、
少年と中年女性の恋の物語でもあります。

2回読みました。
筋を知らない1回目はミステリーとしても楽しめます。
2回目はストーリーの展開を知った上で読むのですが、
なぜか、これがまたスリリング

どうしてなんだろう、なぜなんだろう
登場人物2人の行動を追いながら、
さきがわかっているのに、はらはらどきどき

最後は思いっきり泣けました
そして
人とのつながりの大切さを考えることが出来ました





近所の図書館で借りました(バーコード付きだからすぐわかる

とぷ