母が他界してしばらくは山の家に帰れなかった。行くことは行っても、残されたメダカの世話と睡蓮鉢の手入れが終わると、そそくさと戻る数年間だった。ドアを開けられない。
草ボウボウに生い茂る雑草と雨樋に下がるヘビの抜け殻、庭のあちこちに開いてる穴ぼこ。なにも見えないことにした。
'緩慢なる自死'に思える母の末期を黙認した自分が腹立たしく、激しい後悔の念に囚われていた。そんなある日転機が . . . 本文を読む
「不動明王」宮城県松島の瑞巌寺野仏さがしの旅の途中で不動明王らしからぬ素朴なほとけ様
天気がいいから出かけたい。バスに乗って?・・・んなわけないバスも電車もここ7年くらい乗ってないし。直近が藤沢のSUBARUディーラーにR1-Sを取りに行ったのが最後。湘南バイパスで軽S/Cの吹けがどんなもんか試したかった。ツレと2こ1で行くと帰りにツルんで帰るのがどうも億劫なんだよね。そのR1-Sがいつ . . . 本文を読む