金子光晴と中野重治はぼくの血と肉の一部のようなもの、希求と拒絶を繰り返しながらアタマの中に居座っている。歴史的な扉が拓かれた8月2日の夜に思いだしてからこの二日間、ぼくの頭を離れない中野重治の詩がある。「雨の降る品川駅」 中野重治詩集辛よ さようなら金よ さようなら君らは雨の降る品川駅から乗車する李よ さようならも一人の李よ さようなら君らは君らの父母(ちちはは)の国にかえる君らの国の河はさむい冬 . . . 本文を読む
ヒヨちゃんは早朝に隣のアンテナにくる鳴き声にカーテンを開けて逆光のアイコンタクトおはよヒヨちゃん日中は緑の木陰で羽を休めるんだよ。デデッポは夕方にくるかれらはぼくの籠城を知っている鳴くとカーテンが開くのも知っている。部屋がせまいからエアコン25℃に設定すると冷えすぎて、クシャミが出て鳥肌が立つ、こりゃまずい。エアコン27℃+扇風機そよ風モード(弱)ぐっと落ち着いて快適ーー布団に寝っ転がって房ちゃん . . . 本文を読む