睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

野暮用は、ぷくぷくの泡と一緒に消え去ろう。

2019-06-02 07:21:39 | 散文うたかたの記



朝5時すぎ、
なんて色をしてるんだろ、
soulにしみる色だ。
寝坊もわるくない。

今日は午後から厚木へ。
野暮用オーラスの予定。
顔合わせ・引継ぎ・表彰もろもろで夜は慰労会。
表彰状はともかく金一封がでるというから
のこのこ行く。

にわか下戸でも乾杯は飲み干すよ。
禁じ手のシャンパンオーダーしといたからね。
ぷくぷくの泡と一緒に消え去ろう。

いつものように椅子座禅をしながら魂を遊ばせる。
不浄な右手、清浄な左手、その区別なくがっしりと組む、
清濁あわせ呑むのが人の世というものだ。

終わってしばらくは言葉が凝縮する。
ブツ切りとコマ切れの違いが散文を分かつ。

大阪土産でいただいた赤福を食べる。
中に入っている画賛入りのスケッチ栞を愉しむ。
いかにも水彩画だったりモノクロ墨絵だったりして、
店主が描いているのか、奥深い趣味人を思わせる。

赤福に添えられている木のヘラを集めている。
これがいっときプラスチックになったとき、
もしや店主がみまかったか・・・などと、
余計なお世話の心配をした。

昨日ポテトサラダつくった。
美味と褒められて、
トゲトゲキュウリの余りは甘酢に漬けた。

なにかと甘々で、
それでよいのだ。



 

 



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