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『羽田都心新ルート、これだけある危険な理由』
『羽田都心新ルート、これだけある危険な理由』
長文ですが肝心なところだけ抜粋引用します。
▽旧香港空港より急角度! 世界のパイロットから異議
計画発表以来、これまで5年間の議論で進入はGPSを使ったRNAV進入とILS
計画発表以来、これまで5年間の議論で進入はGPSを使ったRNAV進入とILS
(計器着陸装置)による3度の角度で行うとされてきた。ところが去年の7月末、
実際に最も多く使われるRNAV進入の角度が3・45となった。
パイロットにとって進入角は0・1度大きくなるだけで滑走路の見え方は変わる。
パイロットにとって進入角は0・1度大きくなるだけで滑走路の見え方は変わる。
それが0・45度も大きくなると、地面に突っ込んでいく感じで最後の着陸操作が
非常に難しくなる。ちなみに以前世界で着陸が最も難しいとされた(旧)香港空
港のホンコンアプローチでも進入角は3・1度だった。
着地の時に機首を上げて降下率を少なく、減速する操作をフレアーと呼ぶが、
着地の時に機首を上げて降下率を少なく、減速する操作をフレアーと呼ぶが、
そのフレアーの開始を上空の高い所から行う必要があり、タイミングがずれると
尻もち事故やハードランディングにつながる。また急角度の進入では十分減速
できないまま滑走路に接地するためよくバウンドしてしまう。
2019年5月にロシア機がバウンドした後に尻もちし炎上、41人が亡くなった
事故が象徴的だ。
今般の3・45度のRNAV進入の問題点は、私だけでなく世界中のパイロットを
今般の3・45度のRNAV進入の問題点は、私だけでなく世界中のパイロットを
組織しているIFALPA(国際定期航空操縦士協会)も1月20日に見解を出し、
同様の安全上の懸念と着陸上の注意点を各パイロットへ通知している。
そして1月末から始まった乗客を乗せた便での確認フライトで、エアカナダと
そして1月末から始まった乗客を乗せた便での確認フライトで、エアカナダと
デルタ航空が安全上の検討が必要と3・45度のRNAV進入を拒否した。
この判断はIFALPAの見解に沿ったもので、極めて妥当なものだ。
▽パイロットに大きな恐怖
日本では、約25年前から、着陸事故をなくすために「スタビライズド・アプローチ」
▽パイロットに大きな恐怖
日本では、約25年前から、着陸事故をなくすために「スタビライズド・アプローチ」
(安定的進入)というポリシーを確立し、今ではLCCも含め日本の航空会社は全て
運航規定にそれを定めている。
その規定とは、航空機が地上から1千フィート(約300メートル)の所に到達した時
その規定とは、航空機が地上から1千フィート(約300メートル)の所に到達した時
点で降下率が毎分1千フィート以内の状態で安定していないと、いったん進入を中
止してゴーアラウンド(進入復航)しなければならないというものだ。
羽田都心新ルート、これだけある危険な理由 落下物や騒音だけじゃない深刻
リスク パイロットには恐怖の空港に
この、いわば憲法のような規程は、3度の進入角を前提として作成された。
この、いわば憲法のような規程は、3度の進入角を前提として作成された。
3・45度となると、着陸重量や気象条件によってさらに急角度での進入着陸と
なるケースも出てくる。
これまで日本のパイロットはこの規定を守り、大きな着陸事故を発生させない努力
これまで日本のパイロットはこの規定を守り、大きな着陸事故を発生させない努力
をしてきたが、それを一瞬に壊す可能性がある。国交省も、そのような運航規程違
反を黙認するのだとすれば、断じて許すことはできない。
国交省は、急角度の進入は稚内や広島、それに米国のサンディエゴで行われている
国交省は、急角度の進入は稚内や広島、それに米国のサンディエゴで行われている
と主張している。が、そもそも稚内や広島での一部の進入はVORと呼ばれる古いタ
イプのもので、RNAV進入と比較すること自体無理がある。加えて、サンディエゴで
は大型機は飛行しておらず、3度の有視界飛行で降りているのが実情だ。
日本の夏は近年6月から9月まで気温が35度を超える猛暑日が多い。そうなると標
日本の夏は近年6月から9月まで気温が35度を超える猛暑日が多い。そうなると標
準大気状態で設定されている3・45度の角度は3・7度を超えるようになる。
その理由は、気温が上がり空気密度が低下することにより、航空機の実高度が高
くなるためだ。その結果、最終降下地点からの角度は非常に大きくなる。
パイロットは大きな恐怖心を抱くことになるだろう。
そして突然出された3・45度のRNAV進入は、関係者によると、実は横田空域を
そして突然出された3・45度のRNAV進入は、関係者によると、実は横田空域を
米軍機が飛行するためA滑走路への最終降下地点(FAF)を3800フィート以上
という条件がつけられたために発生したもの。
騒音対策というのは虚偽の説明なのである。
都心上空で2次被害も伴う墜落事故が発生する可能性にも言及しておく。近年の
都心上空で2次被害も伴う墜落事故が発生する可能性にも言及しておく。近年の
ハイテク機は通常運航ではパイロットにとって便利な反面、トラブルが起きると、
時にパイロットがパニックになったりそれを制御できずに墜落事故を起こしたり
する例がある。
最新鋭のボーイング737MAXの一連の墜落事故の原因は、センサーからの誤っ
最新鋭のボーイング737MAXの一連の墜落事故の原因は、センサーからの誤っ
たシグナルで操縦系統が暴走したことによるものだ。2件の事故がいずれも離陸
直後に起きたことを考えれば、B滑走路を西側に離陸して川崎コンビナート上空
を飛行するルートで、仮に同様のことが起きたら大惨事になるだろう。
この記事はぼくが知りたいこと、云いたいことの全てが
書いてあるので備忘録としてUP。
太字でマークした部分は意外だった。
騒音を軽減するために都心を飛行する高度を上げたと
報道されていたから。
騒音程度で無茶なことするもんだと憤慨していたのだが、
米国のいいつけとは、日本はいまだに米国のわんこ。
ポチダメよ・・・ウゥーワンワンたまには噛みつけよ(#'Д')
それほどまでして羽田に重きを置くのも不審だけどね。
つまびらかにできない何かがあるんだろう。
今日からまた隠遁生活に戻っちゃったよ。
キッチンペーパーがあと1巻(1週間分)しかない。
なくなったらフキンと雑巾で間に合わせる。
ひと昔前を思えばどおってことない。
トイレットペーパーはあと2P(24ロール)ある。
二人家族にしては多目のストックは、1年くらい前かな?
政府広報で各自1ヶ月分のトイレットペーパーの備蓄を
奨めていたのでそれに従っている。
富士市の海岸線に製紙工場がまとまって稼働しているから、
もしやの地震を想定しての備蓄だと感じた。
まさかコロナで役立つとはね。
雨の日の長い昼寝はサイコー
今夜眠れるかなあ...
また明日。
恐怖と不安を感じながらも、パイロットの腕前を物凄く感心しました!
実際に前、日本であった飛行機の墜落事故は、パイロットがいつもの通常運航で、
思わず飛行機は異常が発生して緊急ベルがなった時に、パイロットがどうすれば
いいのが分からなくてパニックをしちゃいましたと、詳しい友達が言いました!
自動計器飛行に慣れたパイロットが多くなると
思いがけないトラブルがありそうですね。
その昔、YS11小型飛行機でエアポケットに入った
ときは心臓がとまるかと思うほど驚いて怖かった。
重力に逆らって空を飛ぶのだから、二重三重の
安全対策を取ってほしいものです。