睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

菩提寺の桜・志納金の返礼品はnotバブリー・激しい風雨とANA機

2021-03-22 11:30:00 | ひびつれづれ
今年初めて撮った桜は菩提寺の境内に咲いていた。
うす曇りの空に固い蕾が映える桜はまだ三分咲き、
来月初旬ごろが見ごろかな。

蕾とガクは濃いピンクだが花びらの色は白い。
山道を走っていると崖の上や山の中腹が白く見えるのは
たいてい山桜が咲いているところ。







墓所は落ち葉がたまり花差しに枯れた花がうなだれていた。
冬枯れの墓に春の息吹はきこえない、
桜が満開になり緑の新芽が萌えるころにまた来よう。

毎年三月は年に一度の志納金を納める月になっている。
庫裡の玄関引き戸を開け「ごめんください」と声をかけた。
「は~い」と明るい声は作務衣姿の奥方でいつもにこやかに
対応してくれる。

志納金の返礼に頂く「山田まんじゅう」が楽しみなんだが、
今年はなかった。薄い小箱の白檀線香と小マッチが1個、
例年ならこれプラス山田まんじゅうがつく。
落胆を顔にださずに礼を云い、足取り重く車に戻った。

これもコロナ禍の余波と思えばしょうがない。
大きな葬式や法事が激減すれば実入りもおのずと知れる。
バブルの頃のバブリーな返礼品を思いだした。
時代は変わりまた巡る日がくる。


夕方の激しい風雨のなか羽田新ルートを飛ぶANA機、
計器飛行方式(計器&目視)にしろ渦を巻くような風のなかを
安全に航行するのは気を使うだろうに、おつかれさま。

むせかえる雨、
翼の先端に灯る緑だけを狙ってシャッターを押した。





外気温15度
北風が強くて肌寒い
風邪をひくのはこんなとき
くわばらくわばら。

天子の仁政は甘露を降らし
天子の愚政は旱魃を起こす
いまの日本はどうだろうか。

昨日寝すぎてまだアイドリング
踏み込んでも回らないエンジン
抜けがわるいエキゾースト
いかにもな月曜日。

起きろ、おれ!
Have a nice day!





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