睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

もっと突っ張れ、おれ。

2018-10-04 09:10:00 | COPD・健康・白内障・メンタル


3ヶ月の休みを終えて10月から仕事をはじめてる。
長期の休みは身体のメンテナンスに充てようと思っていた。
定年後の長きに渉るさまざまな変調の原因を探りたいとも。

意を決して医者に行き、今は検査を受けている途中だが、
いまのところ深刻な病はない。
ぼくらの年代によくある成人病の類と呼吸器の慢性疾患ぐらいで
ただちに命に係わる病はなかった。

しかし医者は(予約診療にしても)時間がかかりすぎる。
投薬して効果をはかる時間が必要なのは理解できるが、
せっかちな性分に医者通いはつらい。

かかりつけ医が幼なじみで気心が知れているだけマシと思わねば、
医者と患者の信頼関係だけは安心できる。
彼は肺のCT結果に安心したらしく横柄な態度に戻ってるしw

リーマン時代の多忙な仕事のストレスはアートに逃避することで
作品として昇華できたし、仕事に追われながら工夫する余暇が
様々な余技を育んでくれた。今はそれがない。
10分が2時間に値するというやつ...今はもう望むべくもない。

余りある時間をもてあましながら無益な時間が過ぎていく、
こころが呻いている
その悶々とする精神が身体の不調の原因じゃないか、
なんてね、当たらずとも遠からじと思っているが...さて。

心療内科へ行ってもムダだと思う。
長期不眠や焦燥感・飢餓感に囚われてどうしようもないときは
内科医の彼がマイスリーやデパスを処方してくれる。

それなのに薬を手にするとケロっと治るヘソ曲がり具合は、
単純に誰かの手に縋りたかっただけじゃないかと自己分析。
身体の不調はもう出し切った感じがしないでもない。

この3ヶ月自分を見つめてきた。
しゃきっと仕事を再開してもいいころか、
もっと突っ張れ、おれ。


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿