睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

YouTube:島津亜矢が唄う歌謡浪曲「豪商一代 紀伊国屋文左衛門」・かっぽれと雑文

2020-12-04 17:30:06 | 唄は世につれ風まかせ


今日も更新が遅い。
定時に更新するのは自分にはムリっぽい
ほんの少しの昼寝がマジ寝3時間なんてさ( ゚Д゚)
お釈迦さまがシャカシャカ笑う。

例年10月中旬から年末まで多忙なのだが、
去年から秋の出品はお断りしているので
いささかの余裕はあるはずなのに、
くそコロナめ!
とんでもないところに余波がきた。

これを思うに、
コロナ倒産やコロナ失職に給料減がある反面、
ウハウハ職種に急成長した企業があるはずで、
どこかに時代の波頭が生んだ福の神の前髪を
ガシッと捉えた果報者がいるだろう。

貧乏神と福の神は紙ひとえ
ひと言多いはトラブルの素
フィルターを磨き給えへよ
愛しき隣人たち

ミカンでも食べながら島津亜矢を聞こう。


「豪商一代 紀伊国屋文左衛門」島津亜矢

歌:島津亜矢
作詞:北村桃児
作曲:長津義司

惚れた仕事に 命をかけて
散るも華だよ 男なら
怒濤逆巻く 嵐の中を
目指すは遙か 江戸の空
花の文左の みかん船

肝の太さと 度胸の良さに
勇み集まる 十二人
力合せて 乗り出す船は
これも故郷の 人の為
征くぞ夜明けの 和歌の浦

浜辺に送る妻や子が、別れを惜
しんで呼ぶ声も風に悲しく千切
れとぶ、まして文左の新妻は、
今年十九のいじらしさ、
せめても一度もう一度、背伸びし
ながら手を振れど、雨と嵐にさ
えぎられ、かすむ良人(おっと)の後ろ影、
これが別れになりゃせぬか、女心
の切なさよ。

「白装束に身を固め、梵天丸に乗り
移った文左衛門。
時に承応元年十月二十六日の朝ま
だき。此の時、遥か街道に駒のいな
なき、蹄の音は、連銭芦毛に鞭打っ
て、パッ、パッ、パッパッパッパー。
馬上の人は誰あろう、歌に名高き玉
津島明神の神官、高松河内。可愛い
娘の婿どのが、今朝の船出の餞けと、
二日二夜は寝もやらず、神に祈願を
こめました。
海上安全守りの御幣、背中にしっか
りとくくりつけ、嵐の中を歯を喰いし
ばり親の心の有り難さ。婿どのイヤ
待ったと駆けつけた。」

涙で受取る文左衛門。
未練心を断つように、波切丸を
抜き放ち、切ったとも綱、大碇は、
しぶきを上げて海中へ、ザ、ザ、ザ、
さぶん――。
眺めて驚く船頭に、せくな騒ぐ
な此の船は、神の守りの宝船じゃ。
張れよ白帆を巻き上げよ、船は
忽ち海原へ、疾風の如く乗り出す。
寄せくる波は山の様、嵐はさな
がら息の根を、止めんばかりの凄
まじさ、舳(へさき)に立った文左衛門は、
両の眼をらんらんと、刀を頭上
に振りかざし、無事に江戸まで、
八大竜王守らせ給えと念じつつ、
熊野の沖や志摩の海、遠州相模
の荒灘も、男一代名をかけて、乗
り切る文左のみかん船。

沖の暗いのに白帆がサー見ゆる
あれは紀の国ヤレコノコレワイノサ
みかん船じゃエー

八重の汐路に 広がる歌が
海の男の 夢を呼ぶ
花のお江戸は もうすぐ近い
豪商一代 紀伊国屋
百万両の 船が行く


余談だが、
紀伊国屋文左衛門は江戸のお座敷芸「かっぽれ」でも謡われている。

沖の暗いのに 白帆が 見ゆる(ヨイトコリャサ)
あれは紀伊の国 ヤレコノコレワイサ(ヨイトサッサッサ)
エーみかん船じゃえ(あ~みかん船)
みかん船じゃサーえ 見ゆる(ヨイトコリャサ)
あれは紀伊の国 ヤレコノコレワイノサ(ヨイトサッサッサ)
エーみかん船じゃえ (かっぽれ かっぽれ ヨーイトナ ヨイヨイ)






今日の夕陽は大きなアンテナに接する間もなく
残像とともに丹沢山塊の厚い雲に没した。
それでいい、
未確定な明日が、
不確実な来年があるぞい(^O^)

また明日
good night !!




大きなアンテナと夕焼け・剪定ばさみ・今日のビオラ
この大きなアンテナに夕陽が沈むところを撮りたい。夕陽の軌道・天気・雲の加減・タイミングその4つがマッチしないと永遠に撮れそうにない。負けてもそれでもトライするカメラを持つ醍醐味みた......



Pureでいいんだよ・こんな月にあんな月・Morning glow
久しぶりの朝焼け雲がないときれいに焼けない雲が蜜にありすぎるとこれまた焼けない不安定で人間のあずかり知らぬところが自然のいいところ天気にケチをつけたり怒ったり感謝したり祈ったりPu......



番外編
この楽曲は唄はともかく(;'∀')
ラップ感とギターがいい
思いだしたように聞きたくなる。
歌詞のぶっ飛びぐあいもついでにタイプした。




「お釈迦さま」
作詞作曲:長渕剛

他人の迷惑かえりみず
転がり込んできた生腐ぼうず
どたばた便所のドアを開け
いきなり鏡の前に突っ立った

鏡のぼうずは口をおっ広げ
ふくれた歯ぐきに虫ピン突き刺し
難行苦行、浮き世に疲れたと
しょんべんたらしながら お経おっ始めた

釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
好きが極楽、嫌いが地獄
釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
へたな説法 数打ちゃ当たると
お釈迦さまでも シャカシャカ笑う

裏切り 腹切り とびっきり
見せてあげましょ 男の筋道
丸い背中で語るなぼうず
義理がすたれりゃ この世の闇さ

つけてもらおか ぼうずの花道
つけて つけられ つきつけられて
つかりすぎた たくあんかじりながら
あんあん、のんのん、観音様(かんのんさん)

釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
好きが極楽、嫌いが地獄
釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
しまりがねえから ケジメもねえんだと
お釈迦さまでも シャカシャカ笑う

ぼうずの性根を釈迦がどぶさらい
ふす間の影からべんじょ虫
立った立たぬで朝が来りゃ
家なきカラスもカーカー笑う

絶体絶命 生腐ぼうず
遺書をしたため両手を合わす
脳なし、根性なし、腑抜けなオカマ野郎
忍び込む先ゃ おたすけ念仏寺

釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
好きが極楽、嫌いが地獄
釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
この世の地獄 お前の為だと
お釈迦さまでも シャカシャカ笑う

釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
好きが極楽、嫌いが地獄
釈迦 釈迦 Oh! 釈迦さま
この世の地獄 お前の為だと
お釈迦さまでも シャカシャカ笑う




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