睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

散文:めぐりくるもの

2019-09-29 07:31:03 | 散文うたかたの記
朝おきてスリープ解除してみたら
発掘にむふっとした
メダカ関連はええかげんやめたらどうよとか
床屋はいいよ
そこ掘れわんわん
むふふの資材はゆたかだが
自分で分からないのがみそしょうゆ

床屋へいって精気抜かれてこようか
けっこう前に青菜に塩のこと書いたけど
どこにあるのかわからない
どうせgooの検索じゃ出てこない
ちっとはましになったけどランダムはむりぽ

福島だっけか
ずっと昔に親戚の葬式に行ったときのこと
便所と風呂が外にある
台所はカマドだった
坊さんを先頭に旗や棺桶かついだ隣組と
身内が庭を何回も回るんだ
野辺の送りは緑濃いあぜ道をいく
白と黒の長い行列。

目を閉じると質素な村が浮かんでくる
暗いところが多かった
街灯がない峠道をえんえんと走っていると
幽霊でも獣でもいい
誰か何か出てきてくれ
ヘッドライトの先に見えるのは黒い闇だけ

なんでかなあ
わざわざあんなところに分け入るのは
青山でもないのにな

行乞の意が足らん
曇り空に希(こひねがふ)





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