桜島Watch：2010/01/08の朝 teraの息吹

昭和火口にもっとも陽があたる朝8時～9時のあいだにこうして
Watchができるのも休日ならではのこと。
早くSunday毎日がくるといいなぁ・・・あと1年。

真横に伸びた雲が桜島の山肌に一直線の横縞をつくる。
昨夜の爆発噴火がウソみたいに静かなたたずまい。
3連休初日の2010/01/08朝8時24分の桜島




夜の噴火はオレンジ色の溶岩が飛び散り派手な花火模様を繰り広げたり、
真っ白な稲妻が夜空に炸裂する火山雷・光のショーも見られる。
それはそれで美しいし、リアルで大地の鼓動を知る喜びがある。

だけど、
自分的には真昼の噴火が好きだ。
碧天を突きぬけた雄々しき噴煙が、風に流され、幾重にも天空を蛇行するさまを
見ていると、ついさっきまで地球の奥深くあったものが今は空中に浮かぶことの
不思議さを思う。原始地球の燃えたぎる溶岩の塊に雨が降り、大地が生まれ、
海ができた。ドラマチックな「水の惑星tera」の命が息づいている。