睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

築30年マンションの漏水(1)

2009-10-22 00:04:51 | 自然災害・防災関連

勤務先に近い築16年の中古マンションを買ったのが平成7年の初夏でした。
その時に全面リフォームを施した。
コンクリートむき出しまで全ての造作を解体し、新たな間取りの3LDK、
キッチン・風呂・トイレの水回りは全部新調することにした。

その時に見た16年物の給排水のパイプ類はサビひとつなく、
業者の方の「まだ替えるのはもったいないですね」に安心して配管は替えずに
済ませた。

あれから14年が経った。
先日、玄関へ続くフローリングの床に薄い茶色の10cmくらいのシミがあるのを
見つけた。おかしいなと思いながらも水でもこぼしたかと思っていたら、
日に々濃くなりシミの巾と長さが広がってきた。

よく観察したらフローリングの表面がしとっぽくて縦溝の部分が濡れている。
それが昨日の夜、お恥ずかしいことに、ここで初めて「やばっ」と思った。



ドアを開けてすぐ左側に300Lの電気温水タンク、正面に全自動洗濯機と洗面台、
その右手のドアを開けるとユニットバス。このどこからか漏水している!

脱衣所スペースに置いてあるタオルラック・洗濯機の上部収納・洗濯カゴに
衣類棚を運び出し洗濯機はキッチンへ。
温水タンクから出ている給湯パイプが壁面に入るところの点検窓をのぞき、
床から15cm高い脱衣所に腹ばいになり段差の下の隙間からライトをいれて
目をこらして見た。

どれもムダだった。な~んにも見えない(笑)。
当たり前だけど配管類が表に出てるはずもなく、壁面の中を通り、床下を這い、
人目につかないところで活躍しているのだ。

ツレと2人でいろいろ試した結果、お湯の蛇口を開けると漏水する、
水の蛇口や風呂の排水は大丈夫だった。
風呂・洗面所・お勝手ともにお湯を出すと、きまってフローリングの
隙間から水があがってくる。
これは大変だ、階下のお宅に被害が及ばぬよう早急にやらねば。

給湯関係の工事業を営んでいる友人に電話、工事現場を抜け出して
駆けつけてくれた。彼も首をひねっている。
ピンホールやわずかな亀裂でも元栓を締めない限り常に漏れているはずで、
温水のときだけ漏れるのが解せないと....。負圧がなんたらと云っていたが。

いずれにしても、
①洗面所の壁の一部を切り取り中の配管の様子を見る、そこに異常がなければ、
②の工程はユニットバスの壁の一部を切り取る、③はフローリングの一部をはぐ。
次はキッチンか。


漏水箇所を見つけるのが先決なれど、漏水場所によってはウン十万の出費に
なりそうだ。まずは保険の確認。
マンション保険(損保ジャパン)・住宅金融公庫特約火災保険&特約地震保険
(安田火災海上)・生命保険特約個人責任賠償保険・クレカおまけの個人責任
賠償保険の5つがあった。

明日、順当にマンション保険(損保ジャパン)から電話する。
つづく



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