水産北海道ブログ

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2月21日、札幌で「北海道漁業就業支援フェア」

2016-02-04 13:08:23 | お知らせ

 道漁業就業者支援協議会(川崎一好会長)は、2月21日(日)午後からホテルライフォート札幌で「北海道漁業就業支援フェア」を開催する。

 同協議会は、道水産会に事務局を置き、北海道で漁師になりたい人に情報提供し、現地での実地研修などをフォローしている。毎年この時期に札幌で開かれる就業者支援フェアは、漁師になりたい人と、担い手を育てたい漁業者との面談の場を設定するもので、道も相談窓口を設定し、来場者の疑問に答える。

 当日は12時30分に一般来場者受付を開始し、15時30分まで面談を行う。

北海道漁業就業支援フェア2015inさっぽろ


28年オホーツク海毛ガニ 前年同の許容漁獲量1,300トン、宗谷・網走に各650トン配分

2016-02-04 06:57:01 | ニュース

 平成28年シーズンのオホーツク海毛ガニかご漁業の許容漁獲量を決める全体会議が、2月2日午後4時から京王プラザホテル札幌で開かれ、宗谷・網走管内の関係漁業者、漁協幹部ら約100名が出席して総会に続いて27年操業結果、資源調査やABC(生物的漁獲許容漁)の報告を受け、28年の漁獲割当漁など操業条件(取扱い)について協議した。

 毛ガニの資源は「中水準」が維持されているものの、前年に引き続き今後の漁獲対象となる加入資源が低位となることが予想される。各地区の要望を踏まえ、道が総合的に判断した結果、前年同様の1,300トンを許容漁獲量とし、宗谷・網走管内に各650トンを配分する。なお、役員改選は漁協の役員改選が終わった4月に改選することになった。

 オホーツク海毛がに漁業協議会(会長・安田順一猿払村漁協組合長)の全体会議は、安田会長が「昨年は前年と同様の1,300トンの許容漁獲量で3月16日に操業を開始し、両管内とも好調な水揚げが続き、前年より1ヶ月も早い7月28日をもって満枠を達成し終漁した。幸い昨年は漁具被害もなく、宗谷管内において漁期前は終漁後に不法漁具が発見され、関係機関の引き続き監視体制をお願いする」と挨拶した。次いで道水産林務部の小島郁夫漁業管理課長が「昨年のオホーツク海の毛ガニかご漁業は流氷の居座りもなく、順調に許容漁獲量の1,300トンを水揚げした。単価高に恵まれ、金額は31億7千万円(前年比138%)と平成14年以来の30億円を突破した。皆さんの資源管理の取り組みや外国船対策が功を奏したものと敬意を表する。外国船の関係は日ロ政府間の密漁防止協定により大幅に動きが制約され、ロシアからのカニ輸入は4分の1に減少し、特に活ガニは稚内港の実績がゼロとなった」と述べ、引き続き取締体制の強化を約束し、海難防止を呼びかけた。


27年北海道漁業生産状況 100万トン・3,112億円 数量大幅減、魚価高で金額増

2016-02-04 06:46:01 | ニュース

 北海道はこのほど平成27年の北海道漁業生産状況(速報)について数量が100万トンと前年比86%と大幅に減少したが、金額は魚価高に支えられ3,112億円と同3%増となったと発表した。

 北海道の漁業生産数量は、近年減少傾向で推移しており、27年は台風や低気圧被害によるオホーツク海のホタテ減産やサンマ、イカなどの漁獲低迷により、昭和33年に統計を取り始めてから最低となる見込みにある。金額は近年2,500〜3,000億円で推移しているが、魚価高で前年に引き続き3,000億円を超える見込みとなった。


2016年2月2日発行/北海道漁協系統通信6138号

2016-02-04 06:44:08 | 系統通信

平成27年北海道漁業生産状況(速報)
魚価に支えられ、昨年をさらに上回る3112億円
数量100万トンは最低だった昨年をさらに下回る

平成27年度水産土木技術研修会
「魚礁の効果」について関係者100名が知識を深める
餌環境の充実による魚の蝟集・増殖効果を強調

漁業構造改革総合対策事業 第42回中央協議会
古宇郡(ホタテ養殖)・根室湾中部(小型いかつり)を審議

昨年の本道水産輸出は数量2%減、金額12%増
【函館税関】輸入は数量7%増、金額4%減

第53回全道漁協青年部大交流会
全道の浜の未来を担う青年部員260名が集結
部員間の友好と漁業資源を守る取り組みに理解深める

「第8回お母さんの水産教室」(石狩・後志漁業士会)
地場ニシン・ホタテのさばき方習い、簡単調理に挑戦