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全国サンマ水揚げ状況(2020年10月末) 約1万3千㌧と前年の6割強、道内約8千㌧で半減 11月に入り上向き1日2千㌧を超える好漁

2020-11-12 15:11:39 | ニュース

 全国のサンマ水揚げは10月末で前年の6割にとどまっているが、11月に入り10日までに5,200㌧を水揚げするなど、漁獲が上向いている。全さんま(全国さんま棒受け網漁業協同組合)によると、10月末の全国サンマ水揚げ料は1万2,900㌧で前年同期の61%となっている。単価(10㎏当たり)は5,937円で、前年同期の約1.5倍に高騰し、水揚げ金額は76億6,600万円(前年比94%)となっている。

 道内の水揚げは7,910㌧で前年の51%。単価(10㎏当たり)は6,406円で同1.6倍。金額は50億6,950万円で同81%となっている。このうち、サンマ水揚げ日本一の花咲は6,340㌧、厚岸が1,410㌧と続き、釧路は140㌧、浜中は20㌧と振るわなかった。

 漁業情報サービスセンターによると、11月の全国サンマ水揚げ量は10日までに5,200㌧を突破し、9日には今シーズン最高の1日約2,200㌧の水揚げがまとまった。その分単価は497円/㎏と500円前後に落ち着いてきた。本道にも花咲、厚岸に1,400㌧余りが水揚げされている。


2020年11月10日(火)発行/北海道漁協系統通信第6521号

2020-11-12 15:04:17 | 系統通信

全国サンマ水揚げ状況(2020年10月末)
約1万3千㌧と前年の6割強、道内約8千㌧で半減
11月に入り上向き1日2千㌧を超える高水揚げ

網走管内サケ・マス漁獲状況(10月31日現在)
サケ607万尾・3%増、重量2.5%減、金額22%増

道議会水産林務委員会
新たな増養殖の魚種を選ぶ「検討チーム」設置

道が「増養殖検討チーム」設置 キックオフミーティング
成功事例がない魚類養殖含め「新たな増養殖」の対象検討

日ロ地先沖合漁業交渉に向け要請行動
漁業協力費ゼロの継続、漁獲枠、操業水域の確保を

羅臼町・標津町・別海町と関係漁協が要請
ロシア・トロール漁船の操業停止、トド漁業被害対策を

新型コロナ感染急拡大 道が警戒ステージ3に移行
札幌ススキノの酒類提供施設の利用自粛、営業時間短縮

令和2年度シシャモこぎ網漁(10月末)
漁獲総量161.8㌧ 昨年に比べ3割減


2020年11月6日(金)発行/北海道漁協系統通信第6520号

2020-11-12 14:53:13 | 系統通信

令和2年度秋の叙勲
増毛漁協の西野憲一代表理事組合長が旭日双光章受章

規制改革推進会議で水産庁が漁協経営の目標示す
小規模漁協150の合併、販売生産性15%向上など

特定水産動植物の国内流通適正化法を国会提出
ナマコなどの漁業者の届出、情報伝達、取引記録、輸出入を規制

道日本海沿岸漁業振興会議運営委員会・専門委員合同会議
ホッケ道北系群の自主的資源管理を「北海道スタイル」進化へ
新たに北海道独自の資源管理目標を設定、資源管理協定に移行

令和2年秋サケ沿岸漁獲速報(10月31日)
1,490万尾と前年比4%増、金額326億円と21%増
10月20日からの漁獲の伸び79万尾、前年並みの不漁強まる

スケソウ・ズワイガニ資源管理方針検討会
11月10~11日札幌で第2回を開催、漁獲シナリオ協議

道漁連、漁協経営推進会議をWEB会議で実施
札幌の新型コロナウイルス感染症拡大を受けて