水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

ラピダス半導体製造工場の取排水をめぐり情報交換会 道漁連、漁協、道増協ら水産関係者に概要説明

2024-06-09 10:51:53 | ニュース

 千歳市に建設中のラピダス社の半導体製造工場の取排水に関し、水産関係団体に概要を説明する情報交換会が5月31日午後から札幌市内の会議場で開かれ、道漁連や漁協、増協、水産研究・教育機構、道総研、ラピダス社、千歳市、道の関係者ら50人が出席した。
 会議では、半導体製造工場の取水および排水の概要、PFAS(有機フッ素化合物の一種)を取り巻く情勢、排水処理について道、千歳市、ラピダス社の説明を受け、意見交換会を行った。
  意見交換の中では、漁業サイドから「こうした会議はもう少し早く開いてほしかった」との注文が出たほか、最大2万8千㎥/日という大規模な取水と排水について環境への影響を懸念する声が出た。
 道として水産関係者、地元漁協の意見を受け止め、調査の必要などを検討する。また、道、千歳市、ラピダス社では、個別(漁協単位)の情報交換会の開催にも応じる意向だ。

2024年(令和6年)6月4日(火)発行/北海道漁協系統通信第6798号

2024-06-09 10:50:19 | 系統通信
日ロサケ・マス漁業交渉(ロシア水域)が妥結
3年ぶり125㌧・2,500万円の条件で曳き網試験操業

令和6年度「お魚殖やす植樹運動」植樹行事
ミズナラ300本、ニレ200本を「水源の森」に植樹
百年かけ百年前の豊かな浜を 36年間で123万本超

第30回全国ホタテ大手荷受・荷主取引懇談会
続く中国の日本産水産物輸入停止措置 今期は内販重視に
中国頼り脱却へ 「拡げた国内市場の維持・拡大を」

25年ぶり食料・農業・農村基本法改正が可決成立
食料安全保障の抜本的強化、多くの異論が出される

漁船リース事業に会計検査院が改善処置要求

横山参議(公明)がブルーカーボンの取り組みを質疑
クレジットの取引活性化、大規模養殖の可能性で前向きな答弁

日本海沿岸ニシン漁獲状況(5.20)
北部海域漁獲量、ニシンPJ開始以来初の6千㌧超え
留萌管内は羽幌・苫前で水揚げ続く

・・・海難遺児に希望と勇気を・・・
■稚内漁協地方卸売市場買受人組合が20,000円を寄付
◆前田育子さんが5,490円を寄付

日本海沿岸ニシン 北部海域での6千㌧超え 留萌管内は羽幌・苫前で水揚げ続く

2024-06-09 09:55:58 | ニュース

 道水産林務部成長産業課普及指導員のまとめによると、日本海沿岸のニシン刺し網漁は5月20日現在、留萌管内で操業が続いており、5月11日からの10日間で北るもい漁協羽幌本所が128㌧、苫前支所が52㌧を水揚げし、期中漁獲量は198㌧と未だ好調を維持している。また、同日までの留萌管内のニシン総漁獲量が1,715㌧となり、平成8年のニシンプロジェクト開始以降の最高記録を更新。日本海北部海域全体の漁獲量は6,053㌧で、ニシンプロジェクト開始から初めて数量が6千㌧を超えた。
 前旬(5月1〜10日)は大型連休を挟んだことなどから、管内の期中水揚げ数量は144㌧に留まったが、漁期終盤にさしかかった11日以降も漁獲のペースが落ちていない。特に羽幌本所は前旬を除き。4月上旬から各旬100㌧を超える水揚が続いており、5月20日までの累計漁獲量は642㌧。既に前年実績を102㌧上回っている。