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秋サケ解禁 静かなスタート 水温が下がる9月下旬から本格化?

2024-09-07 21:30:01 | ニュース
 

 本道沿岸の秋サケ漁は、日本海北部からスタート。稚内地区で8月30日、31日で定置網の操業が始まったが、十数尾の漁獲にとどまった。その後、9月2日から親魚捕獲のため自主規制をしていた太平洋のえりも以東の大樹、3日から大津、さらに日高、胆振、留萌でも序盤の漁が始まった。

 

 日本海中部の石狩湾漁協では、9月2日陸網だけで網を起こし、49尾の漁獲に終わった。石狩湾本所と厚田と合わせ、11㌧以上(3,800尾余)の豊漁だった昨年の初水揚げとは様変わりの状況。3日、4日に沖網を入れ、5日に石狩湾本所の4ヵ統を2隻の起こし船で操業、合わせて230尾程度にとどまった。秋サケの魚体は小型で、カレイ類など他魚種の混獲も多かった。組合では序盤は様子見をしながら操業し、下旬から水温が下がった海況でペースアップを狙う考えだ。
 9月15日からは石狩市三大秋まつりが予定されており、15日浜益、23日厚田、28〜29日に石狩で秋サケの食文化をメインにしたイベントを挙行する。

 


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