本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、10月に入り、上旬で534万尾、中旬で366万尾を上乗せしたが、ピークから下降しつつある。魚体はいぜん小さいが、やや改善され、重量トン数でも前年同期を上回っている。単価が上向き、水揚げ金額も持ち直してきた。
道連合海区漁業調整委員会によると、10月20日現在の秋サケ漁獲は全道で1,690万2,088尾と前年同期の125.5%。漁獲金額は354億4,539万円と同73.3%。
地区別では、尾数で前年を大幅に上回っているのは、えりも以西の日高、えりも以東の東部・西部で前年の2倍以上。根室の北部・南部も前年の1.5倍以上となっている。えりも以東が金額でも2割増と唯一前年を上回っている。
道漁連の集計では、10月20日現在で約4万7千㌧と前年比1割増。上旬で約1万6千㌧、中旬で約1万㌧を上乗せした。単価はメスで1,000円、オスで400円前後。混みで700円という相場が続いている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます