すこやか人生まっしぐら

人生健康が一番!

肘内障(ちゅうないしょう)

2008-11-05 23:38:08 | 障害・病気・治療

今日は久々に、治療のお話しをします。小児肘内障(ちゅないしょう)はご存知でしょうか?お子様のいる子は何回か肘がはずれた経験を持つ方もいらっしるかもしれません。肘内障は小児における肘のケガの中で最も頻度の高い疾患の一つです。原因は肘関節の亜脱臼。急に手を引っ張られたり、腕を下にして転んだりした際に、橈骨頭という肘の骨が輪状靭帯と言うところから抜けて発生します。私のめいっこもなったことがありますし、当院でも肘がはずれた子はよく見かけます。2~6歳に多く、再発を繰り返しながら、7~8歳頃に発生しなくなります。肘がはずれている時は、泣け叫び、腕をだらりと下げ、腕を全く動かそうとはしません。しかし整復すると「コクッ」と言う音がなり治ってしまします。整復されると、急に泣きやみ、腕を動かします。腕をひっぱたりして、子供が泣いていたら、肘内障を疑いましょう。でも自分たちでは整復しないで、整骨院は病院に連れて行ってくださいね。

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