20日、そして今日27日、神戸市を相手取って保護者たちが立ち上がった枝吉保育所民営化をめぐる裁判の証人尋問が、神戸地裁で行われ、傍聴してきました。2日とも傍聴しましたが、率直に感じたことは、この2日間の審理の中で、民営化そのものに大きな問題があるということが浮き彫りになったのではないでしょうか。裁判の内容に関しては差し控えますが、今日証言台に立った原告団長をはじめとした8人の保護者たちの証言は、とても胸を打つものばかりだったと思います。特に、私も保育所に子どもを預ける親の一人として、とてもいたたまれない気持ちでそれぞれの方の証言を聞かせていただきました。「自分たちと同じ思いを持つ保護者を、これ以上増やしたくない。これからもたたかい続ける」と原告団長は語っていました。
文字通り保育所の保護者の支柱として尽くしてきた原告団長をはじめ、証言した保護者全員の”子どもを守りたい”という一途でまっすぐな気持ちに、頭の下がる思いです。ほんとに多くを学ばせていただいています。また、裁判でたたかってこられたすべての保護者・関係者の皆さんのたたかいを無にしないためにも、議員としてしっかりと応援していかなければと気持ちをあらたにしました。すべての子どもたち、そして保護者たちのためにも何としてもこの裁判、勝ってほしいと、子を持つ親の一人としての思いです。