先日、神戸市学童保育連絡会の方々と懇談。いろいろお話をお聞きしてきました。
5月の連絡会の総会に議員団の代表として出席した際、実は去年、懇談ができていないことがわかり、どうしても今年は懇談しなければ、とずっと気になっていました。
今年は特に、「子ども・子育て新システム」の議論が大詰めで、半世紀以上にわたって培われてきた日本の保育制度の解体がねらわれている中での懇談。学童保育という制度が確立されていないときから、ずっと保育の制度をモデルにして運動が続けられてきました。ごく最近になって、ようやくごく国の仕組みとしても一歩進んだ、と思ったら保育制度解体!?という話。保育制度の改悪は、学童保育にとっても同じ線上にある問題です。
いまでも指導員の不安定な身分保障(給与も含め)の問題や学童保育所の運営、補助金などなど問題が山積みになっているのに、ここにいっそうの市場化がはいってくると、地域方式の学童保育所は相当な苦難を抱えることにもなりかねないです。
求めるものは、やっぱりいまの仕組みをさらに充実させて、安定して学童保育の運営ができるようにすること。補助の抜本的引き上げや、何より指導員の身分の確立も必要でしょう。
いろいろお話ができましたが、わたしももっともっと勉強していかなければならないなと実感です。あ、そうそう、娘が学童保育所に行くのをやめてしまったのですが、それで気がついたことがありました。異年齢交流と言うのだそうですが、異なる年齢の子たちとの交流がぱったりなくなってしまったのです。でも近所にいろんな年齢の子たちが住んでるので、よく遊んでいるようです。5年生の子もよく遊びに来ているので、まだましかなと思うのですが、話の中でお聞きしたのは、学校にいても違う学年の子との交流があるわけではないとのこと。うーん、いろんな年齢の子たちにもまれながら…と思っていたのですが、なかなかそうはいかんのでしょうかね。
お聞きした話をよく練って、予算要望にも生かしていきたいと思います。
この懇談には、味口議員も参加しました。
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先日はお忙しい中、当会との懇談にご出席頂き、ありがとうございました。
これからも学童保育に関心、理解、を持っていただくようお願い申し上げます。