やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

信号機をつけて!危ないよ!!

2010-01-29 | 日記・エッセイ・コラム

 きのう、大手町内で人身事故がありました。幸い、死亡事故にはなりませんでした。詳細は控えますが、状況を聞いていると、よく死亡事故にならなかったと思うほど大変な事故でした。

この交差点は、以前から住民の方々が信号の設置を要望していましたが、なかなか実現してきませんでした。これまで、みんなが気をつけて横断歩道を利用するようにしてはいるものの、いつ事故があってもおかしくないという交通事情がありました。わたしもその交差点を通るたびに何度か危ない思いをした経験がありました。

現場をよく見た上で、きょう午後、あらためてご近所の方々と須磨署へ信号機設置の要望に行きました。Aさんは、現場の詳細な地図を手書きで準備しておられ、ミニカーを持参して、日頃の交通状況や具体的な歩行者としての体感を説明されていました。ただでさえ交通量が多い上に、頻繁に車や歩行者、2輪のが出入りする現地の交差点。小さな事故はこれまで頻発していました。それだけに起こるべくして起こった感があります。

震災後、旧須磨高校前から板宿まで道路が開通。それまで行き止まりで平穏だった地域の交通事情が一変しました。東行きは坂道に加え、第2神明道路の須磨インターを下車してきた車も多く通ります。いわばスピードの出やすい道路。お年寄りや小学生、幼稚園児も多く、早急な対策が必要です。

同行した地域の方々と相談し、建設事務所にも出向き、道路に対してのなんらかの対策を講じるよう要望しました。

財政難。こういう言葉があちこちではやっていますが、カネと人の命を天秤にかけることなどできません。地域住民に対する万全の安全対策を、強く要求します。


来月から予算議会

2010-01-27 | 議会だより

  午前7時から妙法寺駅で、早朝宣伝。そのあと、会議などを経て午後から打ち合わせでした。国会では、通常国会が始まっていますが、神戸市議会は、来月の中旬から。市民生活に直結するだけに、しっかりがんばります。

ちなみに「平成22年 第1回定例市会」の日程は以下の通りです。

第1日:2月19日(金曜) 午前10時~
第2日:2月25日(木曜) 午前10時~
第3日:2月26日(金曜) 午前10時~
第4日:3月17日(水曜) 午前10時~
第5日:3月25日(木曜) 午前10時~

また、各常任委員会も予定されており、2月の22日から24日のあいだに開かれます。

また、3月1日からは予算特別委員会が開かれ、各局別審査が行われます。

詳しい日程は、わかり次第お知らせします。


親の苦難と寄り添うこどもたち ”生きさせろ!”

2010-01-25 | 日記・エッセイ・コラム

 しばらく更新を続けていましたが、早くも息切れしました。気を取り直して、更新します。

この一週間、さまざまな相談が寄せられました。詳しくは書きませんが、市営住宅関係の相談や生活保護関係の相談が中心でした。いくつもの問題が絡んでいて、ひとつひとつほどいていかないと先の見通しがつかない相談が多いです。

 特にここ最近受け付けた相談の半数は、同世代。同じ世代の方々が大変な困難に直面していることに、正直、ショックを受けています。特に、子供の年齢もそんなに変わらず、親だけでなくこどもたちまでが困難を受け入れて、必死にがんばっている…。そんなけなげな姿に、心がうたれます。

 22日には須磨社保協の会議、23日には、福祉ネットワークの相談会にも参加しました。相談の急増と内容の複雑さは各団体とも共通しています。対応に、さまざま苦労されているという報告を各団体の方かがお聞きしました。去年の同じ時期より、事態はより深刻になっているというのが共通の思いでした。

 そんななか、先日、「ちょっと応援を」と知人から連絡がありました。話を聞くと、アパートで数日間倒れていた人をたまたま発見し、救急車を呼んで病院に搬送したとのこと。翌日現地に出向き、話も聞きました。事の顛末を聞くと、一般論ではすませられない、いろんな背景があったようです。一言ではくくれないなんともすっきりしない思いが心に残った次第です。現在、知人や福祉事務所が連携して対応しているとのことです。

 明るいニュースもあります。3年前、高校進学を控えた子供さんの入学費用のことで相談を受けたことがありました。最近、その子供さんがこの春から大学に進むことになったとの話を聞きました。お父さんもお母さんも、とても喜んでおられました。なにより一番うれしいのは子供さん本人でしょう。輝いていました。わたしもほんとにうれしかったです。


1月17日午前5時46分、黙祷…

2010-01-17 | まち歩き

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 今朝、事務所近くの千歳公園で行われた追悼集会に参加してきました。震災から15年。震災経験のない市民の方がおよそ3分の1くらいになったという新聞の記事がありましたが、15年間の月日は、数々の苦難を乗り越えながら、確実に時を刻んできたことを実感します。(上の写真は、追悼集会が終わった後に写したものです。暗くなってしまいました。)この地域では、震災で40数人の方が亡くなりました。「残念だ」と参加していた役員の方は話していました。

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 きのうは、復興県民会議主催の「阪神淡路大震災15年・被災地は今」と題した報告集会が、午後から、神戸市勤労会館で開かれ、参加しました。というより、復興住宅の問題について、報告者の一人として出席。

特に復興住宅の問題は、高齢化とともに家賃減免制度の改悪なども加わって、困難にいっそうの拍車がかかっているという現実があり、主な問題について報告してきました。

復興住宅の高齢化率は50.8%。特に兵庫区で58.4%、中央区54.6%、灘区54.4%、長田区53.3%、須磨区で50.4%と5つの区で半数以上の入居者が65歳以上の高齢者。入居世帯の半数近く、約45%が高齢者の単身世帯。全体の入居者のうち、75歳以上の高齢者の単身世帯は2割以上あります。

2007年度までの統計をみると、独居死した人のうち男性が女性のおよそ2倍以上にのぼっていました。コミュニティとしての機能が低下していることや、新旧入居者の意識のずれ、見守り体制のさらなる強化など、課題は多くなっています。もともとすんでいたところから遠く離れたところに多く建設された復興住宅。最近の災害では、阪神淡路大震災の教訓をふまえ、コミュニティの維持という観点から、元すんでいたところに仮設住宅を建設したりするなどの対策をとるようになってきました。

 集会では、このほか、長田区の森本真議員が長田区の現状について報告。大学の先生や福祉ネットワーク、復興県民会議から報告。そして報告の最後に、被災者ネットワークの安田秋成さんが、復興住宅に住む方々との関わりの中から具体例を話されました。統計では現れない、復興住宅の高齢者の現実。安田さんの話にはいつも心を打たれ、感服します。(上の写真は、集会での一コマです)

 夜は、私学会館で行われた、全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)の総会に参加しました。総会では、全国の地域災対連や研究者などからの発言とともに、衆議院議員の高橋千鶴子さんも来賓で出席し、挨拶していました。

 今日は少し長くなりましたが、震災の日という事もありちょっと長く書きました。このあと、市民追悼集会をはじめ被災地サミットなど参加する予定です。


消防出初め式 壮観!不死鳥

2010-01-12 | まち歩き

 10日、消防の出初め式に出席してきました。式典の後には、消防音楽隊の演奏や未来っ子消防隊防火パレード、初期消火やポンプ操法などおこなわれ、参加者を楽しませました。

そのあと行われたのは、総合訓練。自動車の3重衝突を想定して、消防車や救急車、救助ヘリなども出動しました。みているだけでも緊迫感が伝わってきました。とくに、報道でよく目にする大規模な事故や災害での救助の光景が思い起こされる、一場面でした。

 最後にいっっせい放水。出初め式の最大の見せ場です。和太鼓の演奏、そして消防車からの放水、不死鳥をイメージしてとアナウンスがありましたが、まさに不死鳥そのもの。壮観でした。

 まもなく震災から15年になります。災害はいつ起こるかわかりません。出動の際には危険と隣り合わせ。関係者の方々の献身的な活動に敬意を表しつつ、事故のないよう、体制の充実などこれからも求めていきたいと思います。