きのう、大手町内で人身事故がありました。幸い、死亡事故にはなりませんでした。詳細は控えますが、状況を聞いていると、よく死亡事故にならなかったと思うほど大変な事故でした。
この交差点は、以前から住民の方々が信号の設置を要望していましたが、なかなか実現してきませんでした。これまで、みんなが気をつけて横断歩道を利用するようにしてはいるものの、いつ事故があってもおかしくないという交通事情がありました。わたしもその交差点を通るたびに何度か危ない思いをした経験がありました。
現場をよく見た上で、きょう午後、あらためてご近所の方々と須磨署へ信号機設置の要望に行きました。Aさんは、現場の詳細な地図を手書きで準備しておられ、ミニカーを持参して、日頃の交通状況や具体的な歩行者としての体感を説明されていました。ただでさえ交通量が多い上に、頻繁に車や歩行者、2輪のが出入りする現地の交差点。小さな事故はこれまで頻発していました。それだけに起こるべくして起こった感があります。
震災後、旧須磨高校前から板宿まで道路が開通。それまで行き止まりで平穏だった地域の交通事情が一変しました。東行きは坂道に加え、第2神明道路の須磨インターを下車してきた車も多く通ります。いわばスピードの出やすい道路。お年寄りや小学生、幼稚園児も多く、早急な対策が必要です。
同行した地域の方々と相談し、建設事務所にも出向き、道路に対してのなんらかの対策を講じるよう要望しました。
財政難。こういう言葉があちこちではやっていますが、カネと人の命を天秤にかけることなどできません。地域住民に対する万全の安全対策を、強く要求します。