やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

増税していいの?増税勢力に審判を!

2010-06-13 | 選挙

 「消費税増税では財政再建はできない」「増税公約の政党はダメ」との見出しで、ある新聞がトップで記事を掲載していました。テレビや新聞・雑誌などでおなじみの勝間和代さんのブレーン、上念司さんにインタビューした記事でした。ちまたであふれている財政再建、増税しかない…など怪しい風潮に一石を投じる内容となっていました。

 人には寿命があり国は無限だとして、個人と国の借金を同列に扱うことに釘を刺しています。その上で、長い期間をかけて返済すればよく、借金をへらすために消費税を増税する必要はないとしています。歴史上、増税だけで財政再建をした国はない、とも発言。

 そうです。個人消費をあたためて経済を大きくすれば税収も増える。ものが買えない、ものが売れない、そんな経済はまちがってます。参院選は、増税勢力に審判を。そして、アメリカや財界の意のままに、モノ言えぬ政治に審判を!


沖縄の怒りと演説会、訴えに確信!!

2010-06-12 | 選挙

Imgp0771  今日午前中、北須磨文化センターで須磨区の演説会がありました。弁士に、沖縄から県会議員の渡久地修氏。沖縄の歴史から現状、そして世論の到達などの訴えは核心に迫るものでした。海兵隊は、特に、日本をまもる任務を持っていないことをアメリカの関係者の証言をもとに紹介。日本にいれば費用の大部分を日本が出すので安上がりだということなども具体的な事例を交えて紹介されました。沖縄の世論は基地はいらないという声が圧倒的。アメリカとの関係も安保廃棄や友好関係になどをもとめる声が圧倒的です。知り尽くした問題だからこそ、核心に迫る話には説得力がありました。「確信した!」との感想を何人もの方から聞きました。

 演説会が始まる前には、東本願寺の僧侶・鈴木さんの演奏。渡久地さんの演説の時にはよく友情出演されるとのこと。今日も、急きょステージで演奏していただきました。独特のアレンジで独特の世界。ぜひまた聞きたいと思いました。

渡久地さんのパソコンからは夏川りみさんの曲がながれ、開会前のBGM。そして、鈴木さんのオープニング演奏。いつもと違う演説会でした。渡久地さん、鈴木さん、ありがとうございました。

また、土曜の午前中にもかかわらず、多くの方にお越しいただき、ありがとうございました。


宣伝カーで訴え

2010-06-10 | 日記・エッセイ・コラム

 きのうは、朝から宣伝カー。新しい政権のスタートした直後。期待する、しない、様子見、いろいろな思いのある中で、どう評価し訴えるか。なかなか日々情勢が動いているなかで、どんな角度で訴えるか。難しいです。

 でもはっきりしているのは、前の政権がもたなかった原因を、新政権がどこまでふまえているか。わかりやすいのは基地問題。日米合意が前提ですから、これじゃぁ変わりません。交代した意味がない。アメリカや財界の言うことばかり、国民の声に耳を貸さない、やっぱりその姿勢にかわらない、そんな印象を率直に話しました。

 すぐ横を通り過ぎる人が「そやそや」と小さな声で絶妙の相づち。おっ、ありがとうございます。声がかかるとありがたいです。

今日の朝刊には、内閣支持率66%とありました。記事を読むと、政治のあり方が変わりそうという、何となくふわっとした期待感からの支持率という印象です。個別の政策についてはどうか、まだまだよくわかりませんが、基地・外交では、真っ先に前の政権が直面した矛盾にぶつかる。「子ども手当」はどうせ来年はでないんちゃうのん?いろんな人と話をしていると、けっこう、こういう声聞きます。はたして、今度の政権はいつまでもつのかな?


須磨多聞線、聞いてョ!! 西須磨地域で小集会

2010-06-08 | 日記・エッセイ・コラム

 土曜日の午後、西須磨地域で小集会がありました。私も参加しました。事前に市議団の子育てアンケートの取り組みなどについて話してほしい旨要望があり、結果や今後の取り組みなどについてお話しさせていただきました。

 いただいたご意見は、市だけの対応では限界のあるものが多く、国の姿勢を変えないと実現できないものが多々あります。特に子育て支援では、医療費や教育費、保育料はじめ負担の重くなっているのもばかり。必要なものを親が選択して、お金を出してサービスを買う、そういう方向に政策的に進められている中での子育て支援。一つ解決したらそれで終わりというものではありません。報告のなかで、子育て世代を取り巻く環境がいかに厳しさを増しているか、実例を交えてお話しさせていただきました。濃淡の違いはありますが、子育てを卒業されている方でも環境の厳しさを実感として感じられている方も多く、あらためて問題意識として持っていただけたら、国政を変えることが大事と感じていただいたのではないかと思います。

 会場からのご意見では、須磨多聞線の問題が出されました。住民と市との対応がかみ合わず、意見の相違。公害調停をはじめ、いろんな形で、長い間住民と市との話し合いがもたれてきました。最近は、特に神戸市のかたくなな姿勢が目立ち、住民の方々の多くが不満を募らせている様子も話されました。やっぱり地元との合意が大前提です。

地元の方々は土地の活用や道路に対して要望されています。須磨警察の跡地や道路周辺の整備についてても独自の提案をされています。かたくなな対応はミニミニニュースにも現れています。住民の方々からもいろんな意見があがり色々お聞きしています。

地元の合意抜きに事業は進められません。誠実に住民と話し合うことが必要でしょう。合意が得られなければ、事業の見直しや撤退も視野に入れて考えるときではないかと思います。


ホタルの瞬きに感激!

2010-06-07 | 日記・エッセイ・コラム

 土曜の夜、ホタルの観賞会、ホタルの夕べが催され参加してきました。奥須磨公園にトンボを育てる会の主催。

たくさんの家族連れが集い、にぎやかで、また楽しいひと時でした。

始まりは午後7時。まだ夕暮れといった空でしたが、7時半を過ぎるころにはだんだん、暗くなりあちこちからちらちらと光が…。人工的な光とは違い、やさしい光は、疲れた心も体も癒してくれます。

 私が育った田舎では、家の裏や畑で当たり前のようにホタルが飛び交っていました。葉っぱの上にとまっているホタルを捕まえて、ムシかご入れて。とても今では考えられないことです。

ホタルが住める環境にと、関係者の方々の努力が自然を少しずつよみがえらせてきました。壊れた自然を元に戻す、途方もない時間と努力が必要です。熱心に取り組んでこられた方々の努力のたまものです。私も、こういった活動はできる限り応援していきたいと思います。

 残念だったのはカメラのフラッシュ。ホタルの光は、暗い中でこそその美しさが一段と増すもの。せっかくの自然の営み。こういうときこそ、普段の生活を忘れ自然を堪能してはいかがでしょうか。