やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

お~、寒かったですぅっ!

2011-11-25 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝は、結構な冷え込みで、えらい寒かった朝の宣伝でした。ついこの間まで、ずいぶんこの季節にしては温かい日が続いていたので、薄着で油断してしまったんですね。初めの1時間くらいまではあまり気にならなかったのですが、1時間過ぎたくらいから結構冷え込んできて…。とってもしゃべりづらかったですね。ほんまなら、これくらいの寒さが本来なんでしょうけどね。

みなさん、さむくなるので気をつけてくださいね。

 さっき、議員団で市長室へ予算要望書を出してきました。

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市民要求実現集会に参加して

2011-11-24 | 日記・エッセイ・コラム

 きのう、市民要求実現集会がありました。中学校給食をはじめ、高校学区拡大問題や障害者問題、子どもの医療費や県立こども病院の移転問題など、各分野から運動されている方々が一堂に会して、それぞれの運動の経過や到達など報告されました。日頃からさまざま運動されている方々の発言なので、とても盛りだくさんの内容。いろんな角度での発言になっているので、お互いの問題意識を共有できる内容ではなかったかと思います。

 長時間労働が常態化する中、給食費の徴収実務が大変な負担になっている教員の実態から、中学校給食の際には実務に携わる人的配慮も必要との意見も出されました。給食が栄養摂取の大事な手段になっているという実態も。何杯もお代わりをする、そんな実態も発言の中でありました。たくさんの発言の中でも、一番印象に残ってしまいました。

 いま、国のほうでは憲法の改定云々といいはじめています。でも、いったい何が問題なのか?

いまの日本の政治と経済の中で、完全に行き詰まって出口の見えない状態。そういった下で、国民の生存権が脅かされつつある状況です。日本の憲法が高らかに掲げた理想。これまでの為政者は、その理想に近づけるどころか、骨抜きにしようとしてきた、それが実態ではないでしょうか。なんども改定しようとしてかなわなかった、今どこそとばかりに。

変える云々という前に、その理想の実現を目指すことこそまずすべきことではないでしょうか。

国民の生存権を保障し、国民が人として生きられる社会に。昨日の集会は、生存権、人間としての尊厳をまもるたたかいの一断面、そんな集会ではなかったかと思います。

 湯浅誠さんが「活動か一丁上がり」という本を出版しています。やっぱり一人一人が自覚を持って関わっていくことが本当に大事な時期なんだと、昨日の集会を通じて、その本のことを思い出しました。

 集会を通じての雑感でした。

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待機児童と新システム

2011-11-22 | 日記・エッセイ・コラム

問われる保育の質0013

 保育所の待機児童の解消にどう応えるのか、国の新システムの議論とともに、地方においても大きな課題の一つです。特に待機児童のうち2歳児以下は8割。いまの保育制度では0歳児は子ども3人に対して保育士1人、1,2歳児では子ども6人に対して保育士1人という基準で、3歳児以上と比べると、より多くの保育士が配置されるようになっています。

 10月の段階で、神戸市で”保育所に入所を希望しても入所ができない”児童は2600人あまり。4月の段階で市が公表している待機児童数は480人くらいですから、実態を全く反映していません。須磨区では、0歳児の空きはありません。入れません。

 当然、整備を進めても待機児童は増えるばかりで追いつかないのは、現状では確かにそうでしょう。ですが、だからといって営利を目的とした民間企業も含めた”民間”に、その整備を任せようというのは納得がいかないです。

ある番組で、新システムが取り上げられていました。しかし、前提が新システムを”是”としているとも感じられるもので、保育現場から”新システムには問題ばかり、反対だ”と強まる声に対してまたく応えていません。

保育の質ということが言われていましたが、たとえば外出の際に、安全対策として目立つ色のヤッケを着て…とかそういうことが取り上げられていました。それは、いわば”業務の質”というべきもの。業務上の対策は当然のことなのですが、気になるのは、新システムが想定している仕組みで、子どもたちの”育ち”が保障できるのかということです。価値観の変化などとして、親の都合で子どもを預けるんだから金を出してサービスを買うのは当たり前だろうとか、そういったことが前提になっていること。必要な時間だけ、必要に応じて。介護保険のように金を出して”サービスを買う”。”保育ビジネス”と言う発想に立つと、すべてが顧客になってしまうんですかね。

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 とにかく、いまの保育の仕組みとは全く違ってしまうということ、とくに時間で区切った細切れ保育。まあ、預かり保育…子守りですか?この新システムの発想にはそういった安易な発想があるように思えて仕方がありません。保護者として求める”保育の質”は?もっと踏み込んで、新システムに切り込んでほしかったと思います。

 袋小路に追い込んで逃げ道を塞ぎ、”助けてやるからカネを出せ”と言われてるようなもの。親の一人としてそんな思いにもかられてしまいます。それがビジネスチャンスなんですか?

保育制度には市場原理は持ち込むべきでないし、持ち込ませられない。いま、ほんとに大きなヤマ場となっています。新システムには、ど~も納得いきませんな。

 さて、市会が告示。神戸市議会の、第4回定例議会は28日からです。これはまた、改めて。

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メガソーラー施設と”太陽”のまち

2011-11-10 | 日記・エッセイ・コラム

愛媛行脚も最終日

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 今日は今治市の学校給食事業です。今治は、他の施策も聞きたかったのですが、今回は給食ということで、次回以降に。

さて、きのうは松山市へ戻って、自然エネルギー利用の取り組みについて聞きました。はじめに四国電力のメガソーラー施設へ。過去には火力発電所が稼働していたそうですが、その役割を終え、メガソーラー施設へと転換したそうです。設備投資は12億円とのこと。

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なかなか太陽光については変換効率の壁が大きく、いまでも13%くらいと言われていました。とくに、太陽が出ているときには発電がグーンと進むのですが、少しでも障害物(鳥のフンなど)があるとそれだけでも発電量が落ちるとか。実際に、ミニチュアの設備で人影を作るだけでも発電量がみるみる低下。とてもデリケートなものです。安定している時と不安定なときと大きな違いがあり、グラフを見せていただいたところ一目瞭然でした。

 そのあと松山市役所で市の自然エネルギーの利用に関する施策についてヒアリング。松山市が他の都市と比べても日照時間が長いことなどから”太陽”の恵みを意識してその利点を活かす発想や取り組みについてききました。

さてそのエキスを神戸でどう反映していくか、考えどころですね。

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愛媛縦断で水調査

2011-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

 月曜日から愛媛に来ています。阪神水道企業団議会の行政調査です。きのうは松山市の公営企業局で、膜濾過施設を見ました。膜濾過施設は、神戸の本山浄水場をはじめ、これまでにも何度か見る機会がありましたが、今回は他の施設よりも比較的規模の大きなものでした。

なぜ膜濾過なのか。松山市では水道水の約半分が地下水とか。最近では耐塩素性微生物が問題になり、混入すれば食中毒の原因にもなるとのこと。膜濾過を行えば除去できるとのことで、そういった意味もあって導入に至っているようです。施設の運営は、民間に委託。設計から含めて20年間の委託です。PFIと似たようなものです。

Ts3n0443  そして今日、あ、もうきのうですね。きのうは、旧伊予三島市(いまは四国中央市というんだそうですが)の山中にある富郷ダムに行きました。標高でだいたい450メートルくらいでしょうか。平成13年完成。ダムの中でも新しいものです。ダムは何度か見る機会がありましたが、いずれも堰の上とか横からとか。いわば外からばかりだったので、実は堰の中にはいることができるとか、いろいろ検査できるようになっているとか、しかもエレベーターで約80メートル下まで下りられるとか、なんだかはじめてのことばかりでとても興味深い施設でした。

また、四国の水需要とダムの役割は、本州のそれとはまた少し違う機能もあるなどなかなか考えられていました。とくに降雨が少ないうえに人口の多い瀬戸内側の水需要を満たすという意味では大事な役割を担っていることがよくわかるものでした。そうそう、あの大王製紙はこの山のすそ野、というか四国中央市の海岸部にでんと工場を構えていました。

 阪神水道企業団の行政視察は火曜で終了。水曜・木曜は、こんどは会派の調査で滞在。偶然ですがちょうど愛媛なので、今夜一泊して合流です。水曜は松山、木曜は今治です。

結局、ほぼ愛媛縦断です。とはいっても八幡浜とか宇和島には行く予定はないですけどね。

あと2日、しっかり勉強してきます。

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