やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

コロナ禍、電話で寄せられる厳しい実態

2020-04-29 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナウイルスにより様々な問題が生じています。メディアなどの報道で日々伝えられているところです。
この間、議員団は新型コロナアンケートなどへ寄せられた意見や日々寄せられる意見などを中心に、当局への申し入れ活動も行ってきたところですが、同時に電話をかけながら、日々の状況や困り事やご意見などをお聞きしているところです。やはり、小規模業者の苦境が際立っています。
 きょうはフリーランスの関係のお話をお聞きできました。フリーランスで働いている息子さんを持つ方とのお話ですが、2月以降全く仕事が途絶えてしまったとのことです。特に、学校関係の仕事をよくされていたそうですが、卒業卒園や入学入園がなくなったり、遠足や修学旅行などのイベントもなくなってしまい、資金がショーとしてしまったとのことです。そこで年金生活の親御さんのところへ資金援助の相談に来たとか。
聞けば、けっこうの固定費や年間の経費もかかっているので大変です。
 フリーランスでは、先日アナウンサーをされている方にもお話をお聞きしました。なんとか仕事は回っているとのことですが、このまま自粛が続けばいずれ仕事にも影響が出てくる可能性もあると言われていました。普段でも波があって蓄えもなかなか思うようにはいかないそうですが、2ヶ月仕事がなければまずいですね、と言われていました。
 いろいろな方にお話を聞いていると、対策の遅さを指摘する声が非常に多くあります。特に資金は今すぐにでも必要なのに、いつ資金が手元に届くのか、そこまでたどり着くのか、不安な声がいっぱいです。10万円ですら、市民にいつ届くのか不透明な状況。早く手を打たなければ廃業が増える、きょうもそういう指摘が相次ぎました。
 あす、あさっては臨時議会です。
神戸市の補正予算が提案され審議されます。国民健康保険の傷病手当も議案のひとつですが、400万円。第2、第3の補正も含めて必要に応じて迅速に取り組むことが必要です。