2009年。あと1時間あまりで終わります。年が明ければ2010年代の幕開けとなります。2000年代最後の年で、政治の変わり目、一つの節目を迎えました。かつての政権党が野党へ転落、そして、支持基盤が崩壊しつつあることは日々新聞等を通じて伝えられています。
神戸市においても、空港などハード事業について先行きが怪しくなってきました。相変わらず、マスコミ等では、企業の成長先にありきの意見を蕩々と述べる意見もありますが、町の声はそういう声はだんだんと小さくなってきています。それもそのはず、大企業を中心にあれだけ人を使い捨てにするやり方を進めているわけですから、企業のもうけが増えれば労働者にまわると考えるということに賛同できない思いを抱くのも当然ではないでしょうか。
年末に、生活苦の相談が相次ぎましたが、相談を受けたそれぞれの方々は、どんな思いで新しい年を迎えようとしているのか、気になります。
2010年代は、先の見通せる10年に、希望のもてる10年に。
みなさん。今年1年、お世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いします。