昼下がり、消費税なくす須磨区の会の妙法寺駅での宣伝に参加してきました。毎月、区内3か所で取り組まれています。いつ頃から続いているのか詳しくは知りませんが、毎年、毎月、毎回ほぼ休みなく続けられています。少しの時間でしたが、私も訴えました。
消費税増税の地ならしを始めていた鳩山政権が崩壊、というより政権投げ出し。増税論議もしばし中断。しかし、新しく首相が決まるとまた議論が再開するのでしょう。でも、そうやすやすと安易な議論に持ち込まれては困りますよね。
社会保障費の財源確保のためには増税も仕方ない、なんて意見もありますがみなさんいかがですか。消費税導入のときも5%に上げた時も「社会保障のため」だって言いました。でも、社会保障よくなったですか?よくなるどころか医療費や保険料など負担ばっかり増えて、むしろ不安材料いっぱいです。収入も減っているのに、消費税あがったら買い物できなくなってしまいますよね。消費税で国民に税金の負担をさせて、大企業は減税。消費税は減税分の穴埋めに…なんて冗談じゃないですよ。ヨーロッパの企業は社会保険料分も合わせると、日本企業よりはるかに高い社会保障への負担をしています。
日本はどうですか?労働者を安く使い、いらなくなったら切り捨て。人件費を抑えるだけ抑えて”国際競争力”。おまけに減税。やっぱりおかしいです。儲かってるんだったらその分ちゃんと負担してもらわないと。雇用がガタガタで、国内の経済もスリムになってきている。もっと国内の経済を活発にしないと税収も上がりません。雇用を増やし、儲かったらちゃんと社会に還元する、そうしてこそ企業としての役割を果たし、企業の発展にもつながる。
そんなこともしないで、消費税に財源を求める…。消費税は打ち出の小づちではありません。負担すべきところがちゃんと負担をする、そうしたら立派に財源は成り立ちます。
という話を、すこしだけしました。しゃべるって、難しいですね。