知らないタイを歩いてみたい!

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ホームステイ (5)家に入る

2021-02-11 06:43:34 | シーサケット
さて、お寺のようなテーマパークのようなシーサケットの観光地を後にして、向かったのはイムウムさんのお家。
前知識のない私はシーサケットの北へ行ったのか南へ行ったのかはたまた東西どっちか、まったく見当もつかない。つかないけれどもかなり車で走った。30キロ、いや50キロといったところか。
どういうホームステイなのかな?期待は膨らむ。
<村のこと>
国道226号線をを離れて北へ向かっているようだ。4,50分走っただろうか?やっと彼女の村へ着いた。
この辺りの名前を聞くとラーシーサライ郡のムー9である。村は73世帯、ロイエットの県境までは4キロ、ということはシーサケットの北部に位置する。ちなみにここにはシオ川が流れており、それはここから36キロほどにあるムーン川へつながっているとのこと。

<家のこと>
「こんにちは」
玄関を入るといきなり土間の大きな居間がある。ここが団欒の場であり最終的には我々の寝食を施していただく空間となる。
父は50歳で小学校(ラッダンノンチェン小学校)の教頭先生、母は主婦で36才とのこと。イムウムさんには下に妹がいる。暮らしはまずまずの家庭のようだ。

<お昼ご飯>さっそく、車の荷台に乗って家から5分ほど走ったころに静かに流れるシオ川へ向かう。荷台には、ゴザや炭、コンロ、鍋、食器、飲料水などもセットで積み込まれている。まるでピクニックである。楽しむ前に彼女らの手際のよさに感服!
そしてシオ川の景色は最高だ!さっそく大きな川沿いの木蔭でゴザを広げて食事の用意。
これがイサーンのいやシーサケットの客人のもてなしとしたら最高である。
コスモスを見た思いで魂が震える。
どんな料理を作ってくれるんだろう?
イムウム、クワンそして料理長のデアの3人の高校生が遠方よりのお客さんをあたたかく迎えてくれる。ああ、幸せの瞬間である。ガイヤーンやソムタム、そしてカオニュアウ(もち米)といった代表的なイサーン料理だ。そしてオープンエアの素晴らしいレストランである。辛い、香ばしい味の料理を美味しくいただく。
<イサーンの桃源郷>
この村人たちの最高のもてなしの場、憩いの場となっているワンシオ川だ。ここから1キロ先にイサーンの大河ムーン川がある、という。

岸辺から舟を走らせる青年が向こうに見える生簀に川浪をたてて走っていく。
生簀にはプラニンを養殖しているという。3ヶ月で育ちPCが買い取っていくらしい。
夜行バスを9時間ほど乗ってここに着いたのと美味しいイサーン料理に満腹になったのとここちよい川風と絶景の眺めに、身体を休めているとしばらく微睡んでしまった。









ホームステイ(4)道中の観光 続き

2021-02-11 05:25:30 | シーサケット
一か所のお寺で目を飽きさせず、いろんなテーマでアミューズメントを提供している。しかし、子どもが乗って遊ぶようなものがないのはさすがにお寺の境内だからだろうか?

ゆっくり見ればとても興味深いお寺である。しかしタイ語が読めない外国人にはなかなか内層に入っていきにくい。
先ほどの仏塔の中へ入る。日本の天守閣からの見晴らしのように素晴らしい田園の景色がそよ風とともに飛び込んでくる。
ほっとする瞬間である。


こうした景色がここに住むイサーンの人たちのコスモスなのだろうと実感する。


何か恐ろしい民話の世界のようだ。
これはなんだか分かりにくい。
民話や説話やその登場する動物の巨大な石灰像の展示場でもある。
一つのお寺の役割もコンパウンドであり、また一つの場所で展示によりイサーンの人々の暮らしも垣間見られる。
涅槃像も堂々と姿を見せる。
やっと一通り拝見させていただいた。
思うに、イサーンの人々のコスモスは、仏教のお守りがあり、民衆の暮らしの様子を垣間見る博物館が合ったり、とりわけ、遠くまで見渡しのきく高台があれば最高なのだろうと想像する。

先ほどの入り口にはエスコートしようと集まった生徒たちと合流した。きっと朝の集合には間に合わず、連絡を取り合って来てくれたのだ。
せっかくなので載せておこう。