レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1995 大堂津の細田川に冬鳥達がたくさんやってきました。  (Photo No.13848)

2016年12月01日 16時20分56秒 | 風景
大堂津のはまぼう公園の横を流れる細田川に、たくさんの渡り鳥がやって
きていました。その数、ざっと見渡して数えただけでも軽く1000羽以上は
いましたよ。この鳥達はカモの仲間のようですが、こちらからはちょっと
逆光になっていてカモの種類が特定できませんでした。それにしても多く
の渡り鳥が、この細田川の河口にはやって来るんですね。このあたりは天敵
となる猛禽類も少なくて、カモ達も安心して越冬できるのでしょうね。逆光
に輝く葦原の穂と、カモ達がのんびり泳いでいる姿がとても絵になります。


【撮影日】2016/11/25 13:52:18.57
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/20 1/60秒

今日の日南は午前中は青空が出ていましたが、午後からは分厚い雲に覆われ
て薄暗い感じになって来ました。これから先の天気ですが、日曜日にちょっと
天気が崩れるくらいで、それ以外の日は、まずまずの天気となるようです。
日曜日はバレー大会があるので、ちょっと頑張って来たいと思います。

さて、今日から師走。本当に月日が過ぎていくのがとても早いですよね。南国
である日南市では、師走に向けてスイートピーの花の出荷が11月中旬くらいから
既に始まっています。いろんな色があって、鮮やかでちょっと甘い香りのする
このスイートピー、名前の由来もそのまま「スイート(sweet)」と、マメ科の
植物であることから「ピー(pea)」でスイートピー。わかりやすいですよね。
ところで日南市のスイートピーの生産量は日本一なんだそうです。今年は宮崎県
で全体で2260万本の出荷予定だそうで、その内日南市は1100万本だそうですよ。
私は初めて知りましたよ。ネットでも50本で3000円~4000円くらいで売っている
ようですから、ぜひ買ってご自宅の玄関にでも飾って下さい。

先日、日南市の目井津の魚屋さん「ねこや商店」さんがNHKのプロフェッショナル
という番組に日本一の魚屋さんとして紹介されていましたね。あの店主の門川安秀
さん(63歳)は本当に凄かったですね。魚の事を知り尽くしていましたよね。都内の
一流ホテルからの難しいオーダーにも、数はもちろん、品質までこだわってその
要望に応えていましたよね。一流のシェフ達もフランス語で「また魚を仕入れた
い。お店のメニューにしたい。」って言ってましたよね。凄かったですね。
最後に、プロフェッショナルとは?という質問に対して、門川さんは、こう答え
ていましたよ。

「最初から最後まで手を抜かん事やろね。仕事に対して。ここまで(魚を)さばけ
ば喜んでくれるかなと、相手の顔がでるもんね。次に(この魚を)バトンタッチする
人の顔が。やっぱ、手をぬけんよ!。」

いい言葉でしょう。自分の次に関わる人の喜ぶ顔を思い浮かべて仕事をしているん
ですね。新鮮な魚の目利きも当然ですが、魚の下処理の仕方や、処理後に特殊な
フィルムをかけて身の乾燥を防いだり、最新の技術も取り入れていましたね。皆さん
も、こんな考え方でちゃんと仕事してますか?(笑)。仕事に慣れてくると、やはり
適当に、無難に、という処理の仕方で終わっているのが実情ですよね。日南市内には
ねこや屋商店さんから魚を仕入れている居酒屋やさんや料理屋さんが何店舗かある
ようでしたから、ぜひとも今度、門川さんがさばいた魚を食べてみたいものです。

今日のお薦めの焼酎は櫻乃峰酒造の「平蔵ゴールド」です。宮崎の麦焼酎
です。日南市の隈谷の峠を越えて、下り坂が終わった所にある酒蔵です。飫肥
から大堂津までサイクリングする時には、いつもこの酒蔵の前を通って行く
のですが、酒蔵が近くなると焼酎の酒蔵らしい何ともいえない香りがしてきて
来ます。そして一番香りが強い蔵の前に来た時に大きく深呼吸をして「ああー!。」
と、何ともいえない焼酎の香りを楽しんでいるのです。古い酒蔵の香りって
本当に最高ですよね。

今日のお薦めの曲はハイ・ファイ・セットの「スカイレストラン」です。
日南には高層ビルがないので、なかなかスカイレストランと呼べるような
レストランはありません。宮崎市内に行けばフェニックリゾートにある
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートが43階建てですから、そこ
から見える景色はいいと思いますが、でも夜景となると宮崎にはなかなか
素敵な夜景はなさそうですね。高層ビルから夜景を楽しむとなると、やは
りある程度の都会じゃないとダメなのかも知れません。

葦原の風が来ない場所で、頭を背中に乗せてやすむカモ達。 (Photo No.13847)

2016年12月01日 16時19分47秒 | 風景
風を遮るように生えている葦原の側で、多くのカモ達が寝ています。もしか
したら長旅を終えてきたばかりなのかも知れませんね。シベリアとかはもう
すっかり厳冬の季節に入ったでしょうから、この暖かい宮崎にたどり着いて
ホッとしている事でしょう。旅の疲れを落としてゆっくりしてほしいものです。

【撮影日】2016/11/25 13:53:56.24
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/20 1/80秒

逆光に輝く葦原と細田川  (Photo No.13846)

2016年12月01日 16時19分01秒 | 風景
このあたりは河口のすぐ側なので、潮が入ってくる汽水域になります。カモの
餌となる貝類、藻類、中には甲殻類や小魚を食べるカモの仲間もいるので、そ
んなエサが豊富にある場所です。しかも人があまり近づかない静かな場所なの
で、カモ達ものんびりできるのでしょう。日本に渡って来る野鳥達は、本当に
エサが豊富で安全な場所というのをよく知っているものですよね。


【撮影日】2016/11/25 13:53:08.60
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:95mm f/20 1/800秒

細田川のアオサギ (Photo No.13845)

2016年12月01日 16時18分25秒 | 風景
ジッと水面を見つめているようですが、アオサギは何を狙っているのでしょうね。
ボラの子供とかが群れでやって来るのを待っているのでしょうかね。アオサギは
とても食旺盛で、大きな魚からカニやエビなどの甲殻類もよく食べているのを見
かけます。家の前の酒谷川にも、いつも3~4羽はいますよ。

【撮影日】2016/11/25 13:52:36.17
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/20 1/125秒

こちらは酒谷川のアオサギです。 (Photo No.13844)

2016年12月01日 16時16分43秒 | 風景
酒谷川の水がとても澄んでいますね。これだけ澄んでいると、アオサギは魚を見つ
けやすいでしょうが、逆に魚達からも見つけられやすいので、狩りは意外と大変で
しょうね。ところで、このアオサギの巣はちょっと高い木の上に枯れ木を集めて作
られていることが多いのです。ときどき湿地の葦原の中にも巣を作る事があるよう
ですが、人が多い街の近くでは、あまり巣を見かけることはありません。結構警戒
心が強いので、人里はなれた川沿いの場所で巣作りをしているようです。

【撮影日】2016/11/30 11:51:35.86
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/200秒

可愛いアオジのメスを見つけました。 (Photo No.13843)

2016年12月01日 16時15分16秒 | 風景
家の前の川原には、雀にとてもよく似た写真のアオジがたくさんいます。この季節は
川原の竹やぶ等で、「地鳴き」と言われる「ツー、ツー、ツー」という短い声を出し
てよく鳴いています。鳥にはもうひとつ「さえずり」と呼ばれる鳴き方があって、これ
が主にオスが求愛や縄張りを守るために出す長い鳴き声として区別されています。

【撮影日】2016/11/30 11:17:48.34
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/320秒

日本最小の小さなキツツキ「コゲラ」を発見です。(Photo No.13842)

2016年12月01日 16時13分40秒 | 風景
ちょうど今、枯れ木とかをつついいて、中にいる越冬中の虫を盛んに食べています。
普段はなかなか見る事がないコゲラですが、木が多い川原の近くとかでは、よく木を
つついているドラミングの音が聞こえて来る時があるので、そんな音が聞こえたら
周りを探して見てください。きっと背中に縞模様のあるコゲラがいる事でしょう。

【撮影日】2016/11/30 11:21:50.68
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1000秒