レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.2004 チョウゲンボウは日南にたくさんいましたよ。  (Photo No.13920)

2016年12月29日 19時39分07秒 | 風景
北郷でチョウゲンボウに出会ってから、あちこちに撮影に行く度に、広い
原っぱや田んぼや畑のそばに立っている電柱の上を見るクセが、いつの間
にかついてしまいました(笑)。すると撮影に行く場所々で、チョウゲンボウ
を見つける事ができましたよ。今日の写真のチョウゲンボウは、吉野方にいた
チョウゲンボウです。確認できた個体の数は、北郷で5匹、南郷で4匹、吉野方
でも4匹のチョウゲンボウを見つける事ができました。後で参考資料になるか
も知れないので、ちゃんといた場所をメモしておきました。それにしても、
日南にはこんなにたくさんのチョウゲンボウがいたのですね。驚きましたね。
この鳥のテリトリーは、だいたい一辺が300m四方の、広い田んぼや畑がある
ような場所のようです。そんな場所には、必ずと言っていいほど、その広さが
見渡せるような高い電柱等の上にチョウゲンボウがいるのです。こんな数の
チョウゲンボウを見落としていたなんて、今までいかに野鳥の存在を意識して
風景を見ていなかったか、という事になりますね。いやー、大反省です。これ
からは「お金が落ちていないか!。」と下ばかり向いていないで、ちゃんと
頭の上も見るようにしましょう(笑)。

【撮影日】2016/12/17 14:23:54.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

今日の日南は、午前中は結構晴れ間も出ていたのですが、午後くらいから雲が
多くなって、太陽がほとんど隠れてしまい、肌寒くなってしまいました。午前
中に、ちょっと広渡川と酒谷川の合流点までサイクリングをしてきたのですが
何とそこでチュウヒ(猛禽類)を見つけました。日南では初めてのチュウヒです。
先日はオオタカ、今日はチュウヒ、日南はまさに猛禽類が住みやすい場所なの
かも知れませんね。猛禽類が大好きな鳥ファンのみなさーん、ぜひ日南に移住し
てきてくださーい。今度、これをテーマにして移住者を増やしたらどうかと、
市の関係者に提案でもして見ましょうかね(笑)。チュウヒは、次回のブログで
その姿をご紹介しますね。

昨日は、新しいニコンのカメラを買ったばかりで撮影に出かけたくてたまらない
というR先輩と一緒に、朝からミサゴ、オオタカの撮影に行ってきました。R先輩
の奥様は、このブログで何度も紹介している、私の同級生のマッコさんです。
「年末の忙しい時に、鳥の撮影だぁー?。アンタ!、何を考えちょっと!!。」と
こんな時期に撮影に出かけようとしているR先輩を叱り飛ばしたかも知れない(こ
れは私の勝手な想像です。)マッコさんだったかも知れませんが、R先輩は、そんな
苦難を乗り越えて、今年最後の撮影だと言って、私に付き合ってくれました(笑)。
まずはミサゴのダーウィンポーズが見られる大堂津の細田川河口ポイントに向い
ます。ミサゴは何度か細田川河口の上空に来てくれましたが、魚がいないのか、
上空でクルクルと旋回ばかりして、魚がいないとわかるとまた細田川の上流方向に
飛んでいってしまいます。このパターンを何度か繰り返していましたが、ミサゴの
ダーウィンポーズは見られそうもないので、R先輩が「オオタカのポイントに行って
みようか。」と提案されたので、私も迷わず「了解です。行きましょう。」と、先日
私がオオタカを見つけた日南市榎原の出現ポイントを目指します。大堂津からだと
オオタカのポイントは結構近いので、すぐに到着です。すると10分もしない内に、
カラスがどんどん集りだしました。その数、およそ30~40羽くらいは集ったでしょ
うか。さらにあちこちから、次々とカラスが集結して来ます。するとその時、何処
からともなくオオタカが現われて、そのカラス達との空中戦が始まりました。オオ
タカはカラスの攻撃を、まるで昔のゼロ戦がキリモミ飛行するみたいに交わしながら、
逆にカラス達を攻撃していきます。私はカメラのレンズを通して思わず「うぁー、
オオタカって、カッコイイーーー!!!。」と口ずさんでしまいました。でも我々の
いた場所からオオタカまでの距離は、約150m~200mは離れていたでしょうか。
その為、その雄姿を綺麗に撮影する事はできませんでした。もっと近くまで行こうと
、誰も通らないような林道を車で走っていると、左前方から左側後方に何とオオタカが
近づいて来て(その距離20mくらいだったでしょうか)そのままスーッと後方に飛び
去って行ってしまったのです。あわてて車を止めて「今のは、オオタカ?・・」と、
呆然として脱力感に見舞われた我々でした。結局この日は、これでもうオオタカと出会
う事はありませんでした。何とも淋しい結末でしたが、とりあえず、ミサゴにもオオ
タカにも、出会えることはできましたので、「まあ良し!」と言う事にして、また来年、
撮影に挑戦する事にしましょう。

今日のお薦めの焼酎は国分酒造の「安田」です。鹿児島の芋焼酎です。この焼酎は
同蔵の「いも麹芋」と「蔓無源氏」の中間的な位置づけの焼酎とう前触れでしたが
飲んでみると、かなりフルーティな味わいですね。芋の香りはあまりしませんよ。
これは女性向けにはいいかもしれません。とても人気が出てきている焼酎のようで
すから、ぜひ一度飲んでみて下さい。

今日のお薦めの曲はTUBEの「ガラスのメモリーズ」です。昔はカラオケでノリノリで
歌ってましたね。夏のイメージがあるチューブですが、今度新年会で頑張って歌って
みよーっと!。

チョウゲンボウが獲物を見つけて急降下していきます。 (Photo No.13919)

2016年12月29日 19時37分29秒 | 風景
何とチョウゲンボウは、そのまま私がいる方向に向ってきます。あわててカメラ
でその姿を追っかけますが、速すぎて、このあと、カメラのフレームからその姿
が消えてしまいました。さすがにエサを捕る時のスピードはものすごく速いですね。


【撮影日】2016/12/17 14:25:31.17
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

道路に降りて、何か虫を捕まえたようです。 (Photo No.13918)

2016年12月29日 19時36分53秒 | 風景
私がいた場所からはだいたい30mくらいでしょうか。あまりに突然の出来事で
私もあわててしまってフォーカスポイントがチョウゲンボウからずれてしまっ
てかなりピンボケな写真になってしまいました。早く動く物体を追尾できる
機能があるカメラなのに、役に立っていませんね。失礼しました。

【撮影日】2016/12/17 14:25:36.79
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

虫をつかんだら、すばやく元の電柱に戻っていきました。 (Photo No.13917)

2016年12月29日 19時36分27秒 | 風景
左足に何やら大きな虫をつかんでいますね。バッタかカマキリみたいですね。
それにしても、さすがにチョウゲンボウは凄い視力を持っているようです。
この日、このチョウゲンボウはこうやって何度も昆虫をつかまえて捕食して
いました。きっとお腹いっぱいになったでしょう。

【撮影日】2016/12/17 14:25:39.16
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1600秒

吉野方では、このジョウビタキも多く見かけました。 (Photo No.13916)

2016年12月29日 19時35分58秒 | 風景
結構、警戒心が強いジョウビタキです。人が近づくとすぐに逃げて行って
しまいます。この写真のジョウビタキはオスです。鳥の場合、そのほとんど
はオスの方が見た目が派手でカラフルですよね。

【撮影日】2016/12/17 14:41:45.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/640秒

カワウは真っ白な糞で、まわりを汚してくれます。 (Photo No.13915)

2016年12月29日 19時35分33秒 | 風景
写真のカワウが乗っている場所(これは昔からここにある木の切り株なんです。)
が真っ白になっています。この糞には窒素やリンといった栄養分が豊富に含まれ
れていて、この糞による供給量は、降水に含まれる窒素量の1万倍、リン量では
12万倍にも達すると推定されているそうです。このため、土壌成分の中の菌類に
大きな影響を及ぼしているのだそうです。普通の糞をしてくれたいいのに!。


【撮影日】2016/12/17 15:25:33.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/250秒

数の少なくなったセグロセキレイを見つけました。 (Photo No.13914)

2016年12月29日 19時35分12秒 | 風景
セグロセキレイはハクセキレイに押されるようにその数が減ってきているよう
です。以前読んだ本か何かに書いてありましたが、一つの種族(生き物)は、
長く続いても1万年くらいで滅びるのだそうです。深海とか、外的な要因の影響
があまりおよばない場所以外では、種は常に変化を繰り返していて、いわゆる
原種の形から変わっていくのだそうですよ。世界最古の人類の祖先は、今から
700万年~600万年前に生存していたとされる最初期の猿人の一種(華奢型猿人)
なんだそうですが、その間にさまざま進化をして、今の人類になった訳ですが
、当然ながら最初の原種だった生物は絶滅しています。一万年か!。これか
ら人類はどんな進化をしてゆくのでしょうね。とりあえず3000年後の人類を見
てみたいですね。

【撮影日】2016/12/29 11:23:34.36
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/640秒