一生懸命。
この言葉を欲しいがままにしているマネージャー兼滋賀教の天使、大江由華殿。
ビデオを撮りそれをみんなに送り、細かくその日のことを記したノートまで書いて送ってくれる。(ノートの完成度に関しては直接見せたいくらいだ)
元々ローヤーであったことに加えボートを猛勉強中であることも相まってか、非常に的確で厳しくも身に染みるアドバイスをしてくれる、素晴らしいコーチングである。
と、ここまではパーフェクトな人間を描いているが実は抜けている。
戦隊モノのようなヘルメットを被って原チャを乗り回したり、バイクにまたがり発進してからノーヘルであることに気付く、というようなとんでもない一面も持ち合わせている。
酒を飲むと更に強烈になる。(これは自分の目で確かめて欲しい)
いつだったか誰かが、一度夢中になって生きてみろ、とテレビで言っていた。私はその時、思い切り殴られたような気持ちになった。
そして彼女からはその言葉の模写が感じとられる。彼女は夢中で生きている、そう強く思える。
全てに一生懸命で部を明るく照らす女神は受け持つクルーに対して勝利へのレールを敷いてくれる。
後はその上を我々が爆走するだけだ。
未来は明るい。