滋賀教の菩薩大王こと岩瀬加世子、通称かよちゃん。
小さな体に大きな愛、ハートを背負って生きている。
紛れもなく育ちのいいような振る舞い、話し方をする。
恐らく手のかからない子であったのだろうことは想像に難くない。
多様性に富むボート部においても希少部位であることは間違いない。
優しすぎるところが長所であり短所でもある。
しかし練習のポイントとなるところではまるで優しくない。
何度私の漕ぎに注文がついたことか。
常にみんなを勝たせてあげたい、そのためにサポートしよう、としている。
周りも彼女に勝ちを返したい、勝たせてあげたい、と思っている。
日頃の振る舞いからは我々のその感情を増幅させる。
これからもその優しさと明るい笑顔で賑やかなボート部を微笑みながら飼育してくれることだろう。
安心して湖上へ蹴り出せる。