お久しぶりです。
こんにちは、3回生ローヤーの新野です。
秋学期のテストも終わり、大学に入って3回目の春休みです。今年もたくさん遊んじゃいましょうかね。
そんな私は先日、少し春休みを先取りしてテスト勉強の合間に「デザインあ展」に足を運んでみました。小さい頃に見ていた番組だったということ、そして地元での開催ということもあり、非常に行ってみたかったところでした。着いてみると想像以上に人だらけ。さすが日曜日です。中に入っても人で溢れていました。
その中でも一際人気だったのが、『梅干しのきもち』です。外から見ると大きな白い箱に大きな穴がぽっかり空いているだけですが、その穴から覗くと、ウィンナーや焼き鮭、玉子焼きなど大好物なお弁当の具たちが視界にドーンっと入ってきました。
今まで梅干しのきもちになんてなったことありませんでしたが、その穴を覗くまでに、自然と、梅干しってどんな気持ちなんだろう?梅干しからの景色ってどんなん?と考えを巡らしていたのです。そして穴から顔を出して初めて、その迫力と不思議な安心感に包まれます。
あの場所で笑顔でないお客さんはいませんでした。皆さん、無意識に顔が綻んだのでしょうね。あの空間がすごく心地よいものでした。
お弁当の中の梅干しって1粒でいるとただの梅干しでしかありません。しかし、お弁当という箱があり、同じように詰め込まれたご飯や玉子焼き達と一緒にいることで周りと同じようにチームお弁当のような感じで、梅干しという存在も認められるような、そんな気がします。
これは滋賀教ボート部でも同じ表現ができるのではないでしょうか。
滋賀教というチームがあり、私と同じように所属する同回生や後輩がいることで1つのチームが作り上げられるのだと思います。そして何より安心感に包まれる場所です。
こんな深いところまで顔を出した時には考えられていませんでしたが、ふと周りを見渡してみれば、大切な仲間に囲まれていることに気づかせてくれる、そんな展示だったと思います。
この他にも自分の中の発想力をくすぐるたくさんの展示があり、ちゃっかり閉館時間までいちゃいました。2月11日(火・祝)までですので、興味のある方は是非行ってみてください。
初雪も観測され、まだまだ寒さが続くようですが健康にお過ごし下さい。長々と失礼しました。