皆様おはようございます。週末いかがお過ごしでしょうか?今日は、私の出身地、埼玉県の日本酒についてお話しします。もう15年ほど前になりますが、埼玉の酒造組合のスタンプラリーがありました。今は詳しいルールが思い出せないのですが、各エリア各々最低1蔵をノルマに、合計10蔵のスタンプを集める企画だったと記憶しています。埼玉県は広いので、まわるのは自家用車でいくしかなくなかなか大変だったのですが、日本酒の味が、杜氏さんの出身地で違ったり、米や酵母で違ったり、いろいろ違いを楽しみました。正しいかわかりませんが、最後に舌に残る味が、酒蔵の原水を飲むと水本来持っている味のような気がして、自分なりに酒作りのためにいい水が出る土地を探し求めるというのは、わかる気がしました。このスタンプラリーで一番気に入ったお酒は、南陽醸造さんの「花浴び」です。トロットした舌触りとか、舌の上で広がる味が何とも言えないです。そして、スタンプラリーの景品でいただいた小山本家酒造さんの大吟醸、こちらのメーカーは低価格のお酒を売っているイメージだったので、そのおいしさに驚きました。大きなメーカーでも原酒はすごく良いものが作れるんですね、一番の発見でした。このスタンプラリーは翌年からなくなってしまいましたが、地域を限ったスタンプラリーや、試飲のイベントはやっているようです。今日は出身地埼玉県の日本酒についてお話ししました。それでは、良い週末をお過ごしください。