皆様おはようございます。
今朝の東京は、まだ夜は明けていませんが、星が出ているので引き続き良い天気になりそうです。
昨日、鬼太郎の水木しげるさんがなくなりました。ご冥福をお祈りいたします。
小学校低学年の頃、教室の後ろに水木さんの妖怪図鑑があり、恐る恐る休み時間などに読みました。
妖怪は人間にいたずらしたり、悪いことをしたりすると、出てきて何かされたりしてしまうという記憶があります。
その中の一つに、夜の2時ころに出てくる妖怪がいて、それをまともに信じ込んでいました。
その影響で、夜2時ころ目が覚めてしまうと、恐ろしくて、その時間帯にトイレに行くときなどは、妖怪に見られているような気がして、
ビビッていました。
この、子供の頃は、水木さんをなんて恐ろしいことを研究しているんだと思っていました。
幽霊と妖怪はどう違うのだろうと、ずっと疑問があって、成長していくにつれて気づくことがありました。
妖怪は、皆言い伝えであることが多く、人間が悪いことをすると出てくることが多いです。
これは、大人が、子供が目の届かないところで危険な目に合わないようにと、愛情からできた想像上の存在であると気づきました。
先ほどの話も、夜の2時頃に、子供が好奇心で外に出て行ったりしてしまったら危ない、という大人の愛情からできたものだと思っています。
そういう、考え方になってから、妖怪はとても好きです。
けれど、最近の子供はネットで情報があふれているからか、近所の夏祭りでなまはげが出ていても怖がらなかったり
(作り物とはいえ刃物持っているのにね)、また、知らなくていいことも、知ってしまったりすること、
意図せず怖いものを見てしまったりすることもあるのではないかと思います。
そういう点では、まだ、自分の時代はこどもらしくいられて、良い時代だったのかなと思います。
今日は、妖怪について思ったことを書きました。
それでは、皆様お気をつけてお出かけください。