日経書評 「人生生涯小僧のこころ(塩沼亮潤氏)」から
大峰千日回峰を行った塩沼亮潤氏へのインタビューから
「どうしても相いれなかった人とこだわりなく接することができるようになった。心の垢がやっと取れました」。
「やらされているのではなく、自分の定めだと思って積極的に取り組んだ。後悔したくなかったから」。
「追い込まれたら即断即決を」。
「すべてのものは大自然の中でつながっているんだ。自分はほんとうにちっぽけな存在なんだ」。
山で学んだ謙虚、素直、感謝の気持ちが大きな力になった。
「ふるさとの仙台の寺で地域の人たちとふれあって、ようやく煩悩が消えた。終業の場は結局、日々の暮らしの中にあるんです」
. . . 本文を読む