No.3333 |
いつも早生品種(ひとめぼれ)を植えている田です。が、
あろうことか今年は種モミを紛れさせちゃって(^^;
苦肉の策で、玄米をまいて少しだけ苗を作りました。
採種用に、田植機で1往復分だけ植えてみたのです。
写真、田んぼ右側(8列)が、そのひとめぼれです。
コシヒカリと比べて、背丈が低めなのがわかるかな。
(撮影は9月22日)
「発芽玄米」ってのが市販もされているとおり、
玄米は生きていて、温度やら水分条件があれば、
それなりに芽を出して、田で生長できるのです。
ただし、モミという防護具を備えていないので、
苗で病気が出やすいといった制約はあります。
それでも写真のとおり、きちん稲になりました。
|
来年、古代米を使った授業を考えております。そこで、種モミを手に入れようと探し回ったところ、古代米の籾の価格が余りにも高くて困ってしまいました。
しかし、玄米の価格においては手に入らないほど高価というものではなく、玄米播種で稲作ができないものか検討中です。
その結果、硫黄の粉に塗して播種を行うと腐敗しにくいという記事を見つけました。
もし、玄米播種において気をつけていらっしゃる事があれば是非教えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
逆に、交配させようとするときには、
花粉がつくられる時期に稲株をお湯に浸すなどして雄性だけ不稔化し、それを母系の品種とする
といった操作がおこなわれるらしい。
>小橋さん
はじめまして。
面積はどれくらいで、どんな品種をお考えなのでしょぅか。
硫黄処理については聞いたことがありません。
私は、種モミではおこなっている熱湯消毒を省き、
浸漬もほとんどおこなわず、弱めに温湯催芽だけをして播種しました。浸漬する水に、ごく薄く玄米酢を添加するのは他の種モミと同様です。
ぜひ玄米発芽育苗を教えて頂きたいと思います。お忙しい所を申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
黒モチのモミスリのさい、またしても種を残すのを忘れてしまって、
今年も玄米育苗をやるしかありません(^^;
温湯消毒を省くだけで、それ以外はだいたい同じだと思います。いっさい農薬を使わないのも同じです。
みてカビも出ず調子よくいきました。本番は
ある程度防御を施しながらやってみます。ありがとうございました。感謝です。
ハウスの開閉や潅水の手間を省くのが主目的でしたが、結果的に「水苗代」となることで、病害も抑えてくれているかもしれません。
あ、雀や鼠にはご注意ください。モミでもやられますが、玄米だとさらにみつかりやすいかも。
収量を確保するために粒の良好な物を玄米で選抜し苗作りに挑戦しています。