猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

3年生の動作分析から

2013-06-08 16:32:46 | 教育
患者様の動作をみて、動作の関連図を書いてもらっています。

みんなで話してつくりあげるわけですから、思考が似てくるわけですが・・・・少し気になったことがあります。

立位で、一側の股関節が過剰に内転する(対側股関節外転)症例の歩行動作です。

歩行の立脚期にも股関節がさらに内転することで体幹が対側傾斜を認めている症例ですが、学生は立脚側下肢の支持性がないと表現します。そうでしょうか?

正しい支持はできていなくても明らかに立脚側下肢には体重は負荷されています。そうでなくて、股関節の過剰な内転動作を行うために体幹が対側傾斜して体幹が骨盤の上に位置しないわけです。

なかなか思いを伝えるのは難しいですね。

では・・・