猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

未だ怒りおさまらず

2013-07-02 02:10:17 | 理学療法
先日、ある施設の新人教育で体幹筋の筋緊張の特性について説明させていただいた。・・・といいたいところですが、聞いている職員の無関心さに怒りがこみあげて、途中でやめて帰ってきました。

大変熱心に卒後教育を行っている施設でありますが、話してくれて当然であるとか、こんなに遅くから勉強しなくてはいけないのか という心の叫びが聞こえてくる感じでした。

なにかまちがってはいませんか??

大学の授業では、授業を真面目に聞いていなくても、60点取れれば合格である。
プロの理学療法士は60点分の知識を習得すれば良いのであろうか???

また、お給料をいただいて、教育していただいている。そこには、施設側の思いがあるわけです。施設の職員が同じ知識を得ることで、患者さんの理学療法が成功し、個人の発展だけでなく施設の発展につながるわけです。

もう決して、その施設の新人には講義はしません。自己努力で頑張ってほしいと思います。

あまり与えすぎるのも良くないのかもしれませんね。でも、自分だけではなにもできない理学療法士も多くなっているように思える今日この頃です。

では・・・