valborgという4月30日から5月1日にかけて行われるおまつりです。
ドイツや北欧の国々で祝われますが、
スウェーデンでは、この世とあの世が最も近くなる夜といった意味合いがあるようです。
日本のお盆みたいな感じでしょうか。
季節柄、春を迎える歌を村人総出で歌います。
コーラス隊はもちろん、それを聞く観衆も一緒に。
この画像の位置関係からしてわたしが、観衆を見下ろす位置つまり、コーラス隊の横に思わず場所をとってしまっていたことがおわかりかと思います。
視線の先にいるというのは気恥ずかしいものです。
例え、自分を見ているんじゃないとわかってはいても。
観衆の右後ろの枝の山がこれから焚かれます。
冬の森林から集められた枯れ葉やゴミも一緒に燃やすエコなお祭りでもあります。
歌詞は本当に「夏がはじまるよ」とか
「冬が行ってよかったね」とか
「太陽が森や湖にキスするよ」とか
「花が香るよ」とか。まさに、春を迎える歌です。