北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

クルド人のドルマ教室

2022-05-18 09:13:27 | 生活


昨日、トルコの首相がスウェーデンとフィンランドのNATO加盟に難色を

示した理由として、クルド人過激派をかくまっていると

言っていました。

私も何人かのクルド人の友達がいます。

スウェーデンは、人道的に逃げてきたクルド人難民を受け入れて

スウェーデン語を教えて仕事につけるようにしています。

雨の中を一晩中、見つからないように闇夜に乗じて這って国境を越えて逃げた

話などを聞きました。

家族がいのちからがら逃げて、スウェーデンの空港の入国検査で捕まると

尋問を受けます。

そして、難民と認定されると、今度はほかの家族を呼び寄せてくれる。

だから、一人、何とかスウェーデンにたどり着くんだ

そんな話も聞きました。

過激派をかくまっているというのがそんなことからの

誤解だったら、早く、解決してほしいなあ。

クルド人のハヤットにアラビア料理「ドルマ」を教わりました。
画像に写っているのは、みんな同級生。
私は、撮影者ですから、いません。念のため。

ハヤットは夏に二人目の子供が生まれる予定です。
でも「スウェーデンで子どもを育てるのは麻薬とか、こわいから、もう、生まない」のだそうです。

ドルマは、とてもおいしいのですが、2時間以上もかかる手の混んだ料理です。
ご馳走になっているほうが、いいなあ。

ハヤットは、国では教師、夫は弁護士だったそうです。

そんな高い能力もスウェーデンでは、なかなかいかせません。