昨日、トルコの首相がスウェーデンとフィンランドのNATO加盟に難色を
示した理由として、クルド人過激派をかくまっていると
言っていました。
私も何人かのクルド人の友達がいます。
スウェーデンは、人道的に逃げてきたクルド人難民を受け入れて
スウェーデン語を教えて仕事につけるようにしています。
雨の中を一晩中、見つからないように闇夜に乗じて這って国境を越えて逃げた
話などを聞きました。
家族がいのちからがら逃げて、スウェーデンの空港の入国検査で捕まると
尋問を受けます。
そして、難民と認定されると、今度はほかの家族を呼び寄せてくれる。
だから、一人、何とかスウェーデンにたどり着くんだ
そんな話も聞きました。
過激派をかくまっているというのがそんなことからの
誤解だったら、早く、解決してほしいなあ。
クルド人のハヤットにアラビア料理「ドルマ」を教わりました。
画像に写っているのは、みんな同級生。
私は、撮影者ですから、いません。念のため。
ハヤットは夏に二人目の子供が生まれる予定です。
でも「スウェーデンで子どもを育てるのは麻薬とか、こわいから、もう、生まない」のだそうです。
ドルマは、とてもおいしいのですが、2時間以上もかかる手の混んだ料理です。
ご馳走になっているほうが、いいなあ。
ハヤットは、国では教師、夫は弁護士だったそうです。
そんな高い能力もスウェーデンでは、なかなかいかせません。