今回ノーベル賞を受賞した鈴木教授は日本人の誇りですが、北海道出身で生まれは白老町の二つ隣町の鵡川町出身ですから郷土の誇りでもあります。
昨日は仕事が休みだったのでその鈴木教授の生家で、ししゃも販売で有名な鵡川町の鈴木商店にししゃもを買いに行ってきました。
着いたらTVでもすっかり有名になった鈴木教授の弟さん(社長)が店に出ていて、ノーベル賞こぼれ話を聞かせてくれました。
今回ノーベル賞を受賞されましたが、実はノミネートされた5年前から、毎年ノーベル賞発表の日になると、報道陣が詰め掛けて待機していたとのこと。毎年その日は鵡川町の町長から出身高校の校長先生までいろいろな人が遠出をしないで待機を命じられていたんだそうです。
今回もダメじゃないかと言っていたら共同通信社の臨時ニュースで受賞を知り、大騒ぎになり、その後報道陣が夜の12時までびっしり150人くらい取材に訪れたということです。
それから、店も注文と取材でてんてこ舞いで、先週の「ししゃも祭り」には例年の3倍くらいの人が来て、朝から晩まで対応に追われたそうです。町全体がノーベル賞効果で活気に満ちたということでした。
観光バスの対応は出来ないのでお断りをしていますが、それでも観光バスがひっきりなしに来て店の前を徐行運転して、乗客が車内から店の写真を写して行くと言っていました。
「受験生を持つ親ですが、お宅のししゃもを食べると頭が良くなると聞いて注文の電話をしました」と言う方も多いそうです。社長は「そうかも知れませんが、やっぱり努力をしないとダメですよ。兄は35年間一筋に努力した結果でノーベル賞を受賞したのですから。」と言っていると笑いながらおっしゃっていました。
「やっぱりノーベル賞ってすごいもんですね~」と言った鈴木社長の笑顔が印象的でした。
最後に弟さんと並んで記念撮影をさせてもらい帰ってきました。
以上ノーベル賞外伝でした。(了)
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