こんにちは。生活支援コーディネーターの喜納です。
今回は、この度開催された「防災講座」のご報告をさせていただきます。
東日本大震災や熊本地震の教訓を活かし、避難所生活におけるプライバシーの確保や育児に関する困難を克服するための取り組みが、我々白老社協でも必要となっています。
これまで高齢者中心の防災講座は数多く行ってまいりましたが、女性や子どもを対象にしたものはありませんでした。
今回、全ての世代が安心して暮らせる町を目指し、今回特に女性や子どもへのニーズに焦点を当てた講座を企画いたしました。
参加者は51名と多数にのぼり、町内の防災関係者や行政職員の方々にもご参加いただきました。
講演は、気象予報士であり気象防災アドバイザーの住友静恵先生による「女性や子ども目線の避難所運営」について。
また、「避難所運営ゲーム北海道版」を通じた体験セッションでは、参加者自身が避難所運営の難しさと重要性を実感し、白老町での発災時にどのような取り組みが可能かをリアルに考える機会となりました。
この講座を通じて、防災における女性や子どもの視点で必要な支援について理解を深めるきっかけになればと思います。
災害はいつどこで起きるかわかりません。
だからこそ、日頃からの準備が大切です。
今回の講座が、白老町の防災意識の向上に寄与することを願っております。
▼防災講座の様子
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