こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
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年休とって病院へ

2011-10-06 22:58:29 | 日々のあれこれ
今日は、年休ををってある病院へ行ってきました。

子宮筋腫の手術の時も、直腸腫瘍の手術の時も術前検査でひっかかったのが心電図。
結局術前検査で心エコーやらトレッドミルやらをやって、問題ないでしょうと言う事になりましたが・・。

このところ、時々夜布団に入ると左胸のあたりが痛いようなイヤーな感じになります。
肋間神経痛だと思って気にしないようにしていましたが、やっぱり時々変な感じになります。
もともと、更年期もあって動悸がしたり頻脈になったりしてましたし、去年は息苦しさに苦しみましたから、たぶんそういう年齢やストレスからくるものだと思っていました。

でも、やっぱり左胸と背中に、時々痛いような重いような変な感じがします。
ずっと気にするのも嫌なので、近所の循環器の先生のところに行って、心電図をとってもらいました。

するとやっぱり心電図にちょっとした変化がみられました。

一部、陰性や平坦なT波が出るみたいです。

特に異常がなくても、こういう心電図が出る人はけっこういるみたいなのですが、中には隠れ狭心症の人もいるとか。
私の父は心筋梗塞で、ご丁寧に4回目のアタックで亡くなっていますから、まあリスクはあるのかも知れません。

「一度冠動脈CTで、ちゃんと調べてもらった方がいいよ。そうすれば、すっきりするでしょう?」と言われ、この辺では心臓ではかなり有名な成和病院に紹介状を書いていただきました。

ほんとうは肺のCTも定期的に撮っている身なので、どうかとも思ったのですが、そちらはあとで相談することとして、今日成和病院へ行ってきたのです。

大和成和病院は、漫画「ブラックジャックによろしく」でモデルになった南淵 明宏先生がいた病院でです。
医療の世界では、良くも悪くも話題の先生ですよね。
今はもういらっしゃいませんが、病院としての実績もかなりあるようです。

面白いのは、予約なくても紹介状持っていつ行ってもいいと言う事です。
最近はどこの病院も、何曜日の何時から何時しかダメで、初診は何時間かかるか予測もつかない・・ところが多いので、ちょっと心配でしたが、病院に入るとすごくすいているのに驚きました。

これだけ有名な病院で、予約もなく行っても、流れがとってもスムーズなんです。
何でこんなにすいてるの???
たぶん、心臓手術に特化しているからなんでしょうね。
受診して必要な検査をおえ、問題なければそれで終わりだし、内服治療ならもとの地域の先生に戻されるのだと思います。
あとは、心カテとか手術の人が治療を受けて、それも落ち着けば地域の主治医に戻される。
そんな感じなのでしょうね。慢性疾患でずっと通院する場所ではないみたいです。

なので、私も血圧測って心電図とって胸部X-P撮って、10分ほどで名前を呼ばれました。

心電図の結果はやはり同じ。
陰性T波と平坦T波。

私的には、大丈夫だよと言われればそれでいいんですが、

「狭心症って言っても、狭窄があるとは限らず、こういう人ってたまーに冠動脈の攣縮で狭心症起こす人がいるんだよね。
だから、検査しないと大丈夫だとは言えない。」とのとこと。

ご無理ごもっともです

で、「心カテしないとわかりません。心カテで攣縮が起きるかどうか誘発すればわかりますから。」

心カテ・・・って、そんなことになっちゃうんですか・・??

「冠動脈CTって、言われてきたんですが・・」
「だって、2度手間になるでしょう?あきらかに狭心症で狭窄があれば別だけど、そのあとまた心カテするなら、最初からそれで全部わかっちゃうんですよ。被ばく量のこともあるし。」

人には、勧める心臓カテーテル。
でも、私?いるの?やだし。

ためらう私をよそに、とりあえずホルタ―心電図、トレッドミル、心エコーの予約が入れられ、ニトロペンも処方されちゃいました。
これはもう、ベルトコンベアーに乗ってしまったんだなぁ・・。と帰りの車で納得。

でも、これから毎回心電図とるたびに再検と言われるんだったら、ここではっきりさせちゃったほうがいいのかもしれませんね。

なんだかなぁ・・あっちもこっちもで。自分が心カテっていわれても・・。
私は実はすごく怖がりなんです。
痛いのは嫌だし、造影剤入れられるときのカーっとする感じも怖いんです。

こういう時に患者さんの気持ちがよくわかります

次の検査で、無罪放免になれますように。
は~・・・やだやだ。