称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

大橋さんへ

2009年04月16日 00時10分28秒 | 独り言 ぼやき

大橋さん、コメント有難うございました。連研のメンバーでのお花見とは うらやましい限りです。お寺の連研のメンバーが気心が知れた仲間になっている様子が手に取るように分かります。お寺での活動、頑張ってください。

どこのお寺の住職も 「もっと沢山の方々がお寺に来てくれたら・・・。」と思っていると思います。私も同じです。

私は 昭和30年の生まれですが、平成21年までの54年間 日本の社会は大きく発展し変化してきましたが、お寺の宗教行事などは旧態依然でほとんど変化はしていません。お釈迦様や親鸞聖人の御教えは普遍なもので 時代と共に変化するはずもありませんが、行事やイベントを通しての布教 勉強の方法は時代と共に変化すべきだと 私は思っております。楽しくなければ 人は集まりませんので 楽しく学べる様に行事を企画することが大切です。

また、今お寺に集まってきている信徒の方々が 高齢になり参加できなくなると人数が減少することになりますので、常に 新たにお寺に来て頂ける比較的若い方々を意識して勧誘することが必要です。真宗の寺院はこの創意工夫が苦手です。大橋さんのような 熱心な信徒さんのほうから ご住職に 行事・イベントの提案をなさったらいいと思います。マンネリ化を打破して活性化をする事ができれば 素晴らしいです。

今年の10月1日 秋の永代経法要で 京都から 山折哲雄氏をお招きし楽しくトークショーをしますので 山口から日帰りで連研のメンバーで 遊びに来たら如何でしようか?

もう一つのコメントの 「団塊の世代の役割」についても どんどんご意見をお寄せ下さい。