称讃寺の和尚さんの独り言。お坊さんって こんなんでいいのかなぁ~と思いながらの毎日です。ナマクラ坊主のブログです。

浄土真宗本願寺派(西本願寺派)称讃寺の住職の瑞田信弘です。毎日忙しくしておりますが、ふと気づいた事を書いてみます。

"みよなみ゛さん ありがとう

2008年10月13日 16時44分05秒 | 独り言 ぼやき

みよなみさん ありがとう。

毎週毎週お経を読んでいますが 少しは覚えられましたか?

ご家庭の中で 何方かがなくなった時 大変辛く 悲しく 慌ただしいものですが このお葬式や 法要の時が あなたの子供さんに 命を教える絶好のチャンスなのです。子供さんの年齢にもよりますが、地球上に生命が誕生した36億年前より命の連鎖が始まり今に至っている事。原始時代にも 江戸時代にも皆さんのご先祖はいて 今に繋がっている事。いつの時代も親は一生懸命に子を育て 子供は育って行き 育った子が親になり また子を育てて 気が付けば 親が逝き 自分も逝く番がきたなと 自覚する。せっかく授かった一人一人の命だから 一生懸命生き抜かなければならない事、自分や他人の命を粗末にしてはならない事、等 あなたの子供さんに 分かるように教えてあげてください。

学校では教えてくれない とっても大切なことですので・・・・。


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1 コメント

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和尚様、ありがとうございます。 (みよなみ)
2008-10-13 20:16:14
和尚様、ありがとうございます。
とてもとても嬉しいです。
(ここ最近で一番嬉しい出来事かも…)
お忙しいのに、今日もブログ更新されたのですね。
お疲れ様です。


お経は、音階?何というのかわかりませんが、上げて読んだり、下げて読んだり、歌の音階のようなのはだいぶ覚えてきました。
娘もけっこう覚えて、上手に読んでいます。


お話しくださいました、人の「死」「命」についてですが、なかなかうまく伝えられませんが、ちょくちょく親子で話しております。
おばあちゃんの亡くなる直前の苦しそうな表情であったり、亡くなった後のお顔であったり・・・
実際に身近な人が亡くなったのを目の当たりにしているので、割りとダイレクトに話しを汲み取ってくれるし、興味も示してくれます。

私自身があまりこういう体験をしてこなかったし、父は次男で、分家で育っておりますので、嫁ぎ先が、田舎の本家の長男、というがなんだか不思議なくらいです。
何か意味があるのかな、と思ったりします。
子供たちの生活している環境が、ある意味うらやましくも思います。


我が家はとても古い歴史があるようです。
なんでも、なぜ称讃寺さんが菩薩寺かというと、古い親戚が称讃寺を開いたとか・・・・
なんだかあまりの歴史に嫁として怖気づいてしまいます;


話しがそれてしまいましたが、子供たちには学校では教えてもらえない、親でしか教えてあげられない、あたたかいものを一生懸命伝えていこうと思います。

また和尚様のお話をとってもとっても楽しみにしております。
今日はなんだか嬉しくて、心があたたかくなりました。
ありがとうございました。
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