シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

“サーッ・チーン”

2007年08月27日 | その他
先週末にTOPS(スーパーマーケット)に行った時に、大きな皿にアヒルの丸焼きや豚なんかをセットにして盛り付けた、旧正月にお供えで使うようなセットがレジ前に並んでたんで、『旧正月のはずは無いんで、何やろう?』と思ってたんですが、“サーッ・チーン”と呼ばれる、『ピィー(お化け?,幽霊?)が家の中やオフィス,工場の中に入って来ないようにする儀式の日』やそうで、旧正月=“トゥッ・チーン”に次ぐ位の大事な日やそうです。(←ウチの会社の中国系シンガポール人の談)

正確にはどう書いたら良いのか分からんかったのですが(とは言っても、もともとカタカナでは正確に表せないんですが…)、とりあえず表題のように発音から近そうな“サーッ・チーン”とさせてもらいました。

この辺りも“中国系タイ人”の多い地区なんで、ウチの娘の学校の友達で中国系の子らの中には“親公認”で学校を休む子も居るようです。

 
ウチの会社にも、色白で見るからに中国系と分かる者や、『あんた、何代前まで遡ったら中国に辿り着くん?』と思うような“自称中国系”も居るし、“ピー(お化け)関連行事”には熱心なタイ人従業員も多く、朝から工場内の祠に供えられたアヒルの“ご遺体”を前に、皆でお参りです。

しかし、こんな行事や旧正月の盛り上がり振りを見ると、タイでの『中国パワー』っちゅうか、その浸透振りを思い知らされますねぇ。 面倒なんで、「日本人には関係無い」って言って逃れようとしたんですが、結局、社長よりも偉い最古参のメー・バーンに無理矢理に連れて行かれて、無理矢理に線香を渡されて“お参り”させられました。

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