シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

日本語通訳

2008年02月01日 | その他
チョンブリ・ラヨーン地区への日系企業進出が加速されるに連れて、工場やオフィス内でのタイ人日本語通訳者の需要も急増しているようで、能力的に???の人でも、そこそこの給料を払わなければ採用出来ないような状況になってるようです。

以前はウチの会社にも“通訳もどき”が居たのですが、やはり他のスタッフの給料とのバランスと社内での重要度から見て『不要』との判断になり、現在は居ません。 

まぁ、こんな言い方をすれば語弊が有るかも知れませんが、“通訳”は一種の“道具”なんで、どんな素晴らしい“道具”(=“通訳”)を使っても、ちゃんとした使い方で使用しなければ、その能力を使いこなせない物だと思います。(⇒“飛ぶクラブ”を使って“そんな飛ばんやん!”って文句言ってるゴルファーみたいなモン???)

特に日本語の場合は、曖昧な言い方や"Yes or No"をはっきりと言わないような話し方も多いので、何やかんやと講釈たれたい気持ちも分からんでは無いですが、出来るだけシンプルに分かりやすくストレートな表現で話す必要が有るでしょう。 その際、『いやぁ~、そう簡単に訳されても、ちょっと違うねんけどなぁ~』と思う事も有るでしょうが、仮にその通りに訳せたとしても恐らく意味までは通じては無いでしょう。

やたらと“比喩的表現”や“諺(ことわざ)”なんかを使ってスピーチしたがる人も見かけます。 日本人が聞いてるなら知的に感じるかも知れませんが、極普通の通訳者が間に入って、そのスピーチを聞いてるタイ人には『何を言ってるか分からんオッサン』に写ってしまってる事も…

まぁ、タイ人通訳者のレベル・アップも大事ですが、通訳を使う側の“使用方法”もレベル・アップが必要なのでは???
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