シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

タイの病院

2012年12月21日 | シラチャ全般

知り合いの日本人が、心筋梗塞で急遽カテーテルの施術を行わなければならいことになり、CCUへ…

ここで日本と違ってくるのは、保険が有るかどうか、また無いならその治療行為に対する支払い能力が有るかどうかの確認。

今回の場合は救急やし本人は話しできないんで、代理として話しを聞いて「だいたい45万バーツくらいです…」って言われましたが、まぁ、保険も有るやろうし、最悪、保険無かってもそれくらいのお金は支払える人やと分かってたんで、承知してデポジット10万バーツを立て替えました。
まぁ、タイにもそれなりに長く居るんで“ココではそう言うモンや”っと思ってるから納得してますが、日本の国民皆保険制度に慣れてて、タイの医療事情に詳しくない人なら戸惑う…っちゅうか腹立つでしょうねぇ。 「んなこと言ってんと、ハヨ治療せんかぁ!」って…

タイでは…って言うよりも世界的に見ると日本の方が“異常”でタイの方が“普通”なのかも知れません。
言い方悪いですが、病院もビジネスなんで「不良債権」を掴まされるんは避けたいやろうし、極端な言い方すれば、目の前で死に掛けてる患者をどんな高度な治療をしてまでも「助ける義務は無い」とも言えるかも知れません。

シラチャで住む日本人も、この辺は割り切って考えて、保険証やクレジットカードのチェック、それにタイのATMカードはデフォルトでは最高1日5万バーツ程度しか出金できないんで、必要に応じて限度額を上げておく必要も有るかも知れません。
通訳の人に文句言っても何も始まりませんからねぇ。 (文句言える人が居ってマシ?くらいに考えましょう!)

まぁ、それよりも何よりも病院に運び込まれんように気を付けよう…
それと、もしアノ時に「10万バーツも払えません」って突っぱねたらどうなってたんやろ?
「じゃぁ、とりあえずカテーテル抜いときますね。」って普通に言われたりして???

 

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