“元祖”ロングテール 東急ハンズの秘密 (NB Online books)和田 けんじ日経BP社このアイテムの詳細を見る |
きょう、川崎の東急ハンズが入っているダイズ(でしたっけ)の一階の本屋さんに平積みになって置いてあったという情報を聞いて、本の元になった日経BPビジネスオンラインに書かれたコラムを読ませていただきました。
1990年ごろに入社してハンズで働いていた人にはその頃のハンズの良さ、今何が失われてしまったかということの真実が書かれていることがよくわかるでしょう。(私は90年入社、和田けんじさんは91年入社ということなのでほぼ同じ時期一緒に働いていたかもしれません。)
最初は暴露本かと思ったら違いました。
『ハンズ愛』を感じます。
この本にも書かれていますが「東急ハンズ」というのは一時期「東急ハンズ」という流通界に1ジャンルというものを持っていたのだと思います。
この本は一般の人受けもするかもしれませんが、きっと現役や元ハンズマンは自分史を見つめる意味で一冊買っておいても損はないでしょう。
但し、ネガティブな部分についてはあまり書かれていないような気がします。
(あの会社がボトムアップ型でトップダウン形式ではないというのにはちょっと異論あり)
(私は和田けんじさんがどなたなのかは知りません、念のため)