MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

偉大なるイグ・ノーベル賞。

2011-10-08 13:46:20 | インポート
病院で私の主治医の先生がイグ・ノーベル賞を受賞された。
『人間を叩き起こすのに最適なワサビ臭の濃度の決定』が受賞理由。
新聞の記事でどっかで見た名前やな~と思ってたら、やっぱりそう。ただ、ご本人は「2chなんかにスレッドが立つのはちょっと。。。」と抵抗があるようなので、名前は伏せます。

今日は診察だったので、そのときの話を聞かせてもらう。賞状も見せてもらう。歴代のノーベル賞受賞者(選考委員)のサインが、そこに結構雑に書かれている。
なんか嘘っぽさが漂うけど、そのへんがまたイグ・ノーベル賞っぽさをかもしだしている。
講演に使ったスライドも難しいこと無し!おふざけ感が満載で面白い。

でも、研究はきちんと形になっていて、火災を検知してワサビの臭い危険を知らせる警報も開発、販売もされている。
「200台ぐらいしか売れてなくて。。。まあ、私は儲からないけどもうちょっと売れてほしいなぁ」と先生。
これをきっかけに売れたらいいですなぁ。

とにかく、おめでとうございます。
( ´∀`)




『探偵はBarにいる』。

2011-10-07 20:22:40 | 映画日記
『探偵はBarにいる』を観てきた。

なんだかとってもいい映画。

ハードボイルドでありながら、人間臭さも漂わせる主人公がカッコいい、というわけでもなく愛着を持てる。
譲れないところは決して譲らず、妥協するべきは妥協する。
スマートな仕事は出来ない。でも、鈍磨というわけでもない。
戦う時は戦い、逃げる時は逃げ、頼る時は頼り、何も出来ない時は涙を流す。

彼のような人間がもっと沢山いれば、世界はきっとずっと楽しくなるとおもう。


第二弾も製作が決定したらしいから、これまた楽しみだ!


天才の死。

2011-10-07 01:18:12 | インポート
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった
いや、これはちょっとショックやねぇ。。。
(´・ω・`)

彼はコンピューターの世界に、フレンドリーさとファッションを持ち込んだ初めての人物やったと思う。
AppleⅡはその先駆的な存在であり、今でも通用するデザインを持っていた。というより、すべてのGUIはあれに集約されるのかもしれん。
また、コンピューターにガジェットという新しい概念を付け加えた人でもある。
iPhoneシリーズはその考えを具現化した物だ。
電話、メールだけでなく、好きなソフトを選んで簡単に新しい機能を付け加える事が出来る。それは電話であるという通信端末でありながら、インターネットへの情報の発信源でもある。ゲーム機でありながら百科辞典でもある。自分のiPhoneは同じiPhoneでも他人のそれとは全く異なる機能を持つ。

彼はいつも誰よりも一歩先の世界を見ていた。
その製品が使われる様子を想像するのではなく、その製品が実現する世界が常に見えている人だった。
だから、時々失敗した。その失敗は大抵の場合、彼に周りがついていけなかったのだ。

ビジネス界では色々な評価があるとは思うけれど、コンピュータ界では彼は天才だったと思う。
人を魅了し、引き付ける気軽さを持つ、ユビキタスだった。


偉大なパイオニアを失った。残念でならない。
心よりご冥福をお祈りいたします。