『リバー、流れないでよ』を観た。
「うーん、いかにもヨーロッパ企画」という後半の展開を除けば、とてもいい映画だと思う。
冬の貴船。
たった二分を繰り返し続ける旅館。
「今、この瞬間が続けばいいのに」と願った貴船の神様が叶えたことなのか?
この二分がずっとずっと繰り返し続けるのも悪くない。
ずっと同じ時間にいたい。今を終わらせたくないというのはたぶん誰にでもあることなんだと思う。
今が続けばいいのに。
それでも川と同じように時間はどんどん流れていく。
未来に進むことを強制される。
変化してくことが当たり前なのだ。
それでも願う。
変わってほしくないものがあるから。
変わってほしいものがあるから。
戻りたい場所だから。
戻りたい時間だから。
夢でもいいから。
「リバー、流れないでよ」
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